2021年4月5日にジャパンネット銀行から名称が変わったPayPay銀行。
PayPayというとバーコード決済で有名ですが、PayPay銀行はPayPayをはじめさまざまなスマホ決済と連携しているので、ネット銀行の中でも正に今の時代にピッタリの使いやすい存在となっています。
そんなPayPay銀行の住宅ローンは、金利が最低水準な上、豊富な団信種類があり、特にがんに対する備えが万全です!
この記事では、PayPay銀行の住宅ローンの金利や審査項目など、住宅ローンを申し込むにあたって知っておきたい情報をご紹介します!
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン金利
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン手数料
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの審査項目
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの審査期間
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの団体信用生命保険、特約
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンのサポート体制
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンに向いている人
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を検討している人は住宅ローンの専門家に相談しよう!
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン金利
PayPay銀行の金利タイプは変動金利(全期間引下型)と固定金利(当初期間引下型)があります。
2021年4月の金利は以下の通り。
金利タイプ | 期間 | 借入金利 |
変動金利(全期間引下型) | ⁻ | 0.380% |
---|---|---|
固定金利(当初期間引下型) | 2年 | 0.400% |
3年 | 0.400% | |
5年 | 0.540% | |
10年 | 0.599% | |
15年 | 1.270% | |
20年 | 1.340% | |
30年 | 1.490% | |
35年 | 1.550% |
金利の引き下げ幅に関しては、変動金利・固定金利どちらでも1.9%となっており、上に記載している通り、非常に低い金利となっています。
ただし、金利タイプを変更した場合は引き下げ幅が異なります。
当初期間終了後もしくは金利タイプ変更後の引下幅 | |
---|---|
変動金利 | -1.40% |
固定金利 | -1.10% |
また、PayPay銀行はさまざまな条件をクリアして得られる優遇金利 という概念がなく、審査に通れば金利割引を受けられるのが大きな特徴となります。
つまり、審査が通れば原則引下金利を受けることができるので、概ねすべての人にとって低金利であるといえるのです!
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローン手数料
住宅ローンは金利だけでなく、借入時に支払う融資事務手数料や、繰上返済手数料などの手数料や諸費用も考えておく必要があります。
融資事務手数料
借入金額×2.20%(税込)
保証料
0円
繰上返済手数料
- 一部繰上返済(WEB):0円
- 一部繰上返済(電話) :5,500円(税込)
- 全額繰上返済(電話のみ) :33,000円(税込)
PayPay銀行では事務手数料が発生しますが、それ以外の手数料が非常に低く、0円のものも多くあります。
ネット銀行の強みとして、Web上で契約が可能であるため、通常数万円かかる印紙代も不要です!
このように、余計な手数料を一切省いているので、手数料の面でお得度の高い住宅ローンと言えるでしょう。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの審査項目
PayPay銀行の審査項目や申込条件は以下の通りです。
借入期間 | 1年以上35年以内(1か月単位) |
借入金額 | 500万~2億円以内(10万円単位) |
年齢 | 借入時満20~65歳未満かつ 最終返済時の年齢が満80歳未満 |
職業、年収、勤続等 |
|
健康状態 | 所定の団体信用生命保険に加入できること |
資金の使途 | 本人が居住する住宅に関する以下の資金
|
対象外物件 | 以下に該当した場合
|
対応地域 | 全国 ※離島、非線引き区域、市街化調整区域、都市計画区域外は対象外 |
その他 | 融資対象物件(土地・建物)にPayPay銀行を第一順位とする抵当権を設定すること |
審査項目を見るとわかりますが、PayPay銀行は他の住宅ローンと比べても、注意事項が多い点に留意する必要があるといえます。
「年収200万円以上」と年収の申込ラインは低めに設定されていて、お得に感じるかもしれませんが、会社員以外の場合は申込対象外となっているので注意が必要です。
自分が申込対象なのかよく審査項目を確認したうえで申し込む必要がありますね。
ただ、逆を言えば細かく審査項目が公表されているので、申し込むにあたって不安な部分をはっきりさせた上で申し込めるのはメリットです。
審査項目をよく読み込んで申し込みましょう。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの審査期間
PayPay銀行の住宅ローンの申し込みは、PayPay銀行のサイト上で行います。
まずは「住宅ローンナビ」というサービスへの登録から始まります。
住宅ローンナビを経由して事前審査に申し込みますが、この際に本人確認書類や源泉徴収票をはじめとする年収がわかる書類が必要となるのでしっかり準備しておきましょう。
事前審査は5営業日程度かかり、審査結果の通知はメールのみとなりますので、見落とさないように注意が必要です。
事前審査に通ったら本審査に入ります。
本審査では団信の申し込みも同時に行うので、健康診断書など自分の体調がわかる書類など、住宅ローンの申込に必要なタイミングで口座書類をすべて用意しておきましょう。
本審査にかかる時間は大体3営業日〜10営業日ほどです。
そして本審査通貨のメールが届いたら、不動産会社と入金日の打ち合わせを行います。
申し込みの段階でPayPay銀行の口座を持っていない人だと、このタイミングで口座開設を行うことから、口座開設に追加で1週間ほどの時間を要するため注意しましょう。
その間にPayPay銀行から電子契約に関するメールが届くので、契約手続きを済ませ、振込先の登録を行ったら、司法書士との打ち合わせに入りますが、司法書士との打ち合わせだけは対面のため、確実にいける日時に設定しましょう。
そして司法書士との打ち合わせが済んだら、融資実行となり、自分のPayPay銀行の口座に融資額が振り込まれて手続き完了となります。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンの団体信用生命保険、特約
団信種類 | 保険料 | 概要 |
一般団信 | 0円 | 死亡と所定の高度障害の場合にローン残高が「0円」となる。 またリビングニーズ特約が付帯しているため、余命6カ月以内の場合も対象。 |
一般団信プラス (がん先進付) |
0円 | 一般団信に+してがんと診断確定されたら100万円の一時金を支給。 また先進医療を受けた場合は治療費を通算1,000万円まで補償。 |
がん50%保障団信 | +0.1% | 一般団信に+してがんと診断確定された場合はローン残高が「半分」となる |
がん100%保障団信 | +0.2% | 一般団信に+してがんと診断確定された場合はローン残高が「0円」となる。 また以下の診断給付金が付帯。
|
11疾病保障団信 | +0.3% | がん100%保障団信に+して、10種類の生活習慣病で180日継続して入院した場合に残高が「0円」となる。 また以下の給付金が付帯。
|
ワイド団信 | +0.3% | 保障内容は一般団信と同じ。 加入条件が緩和されている為、健康上の理由で一般団信に加入できない人でも加入できる可能性がある。 |
PayPay銀行の団信は上記の6種類あり、他の銀行と比べても多いといえるのではないでしょうか。
上乗せ金利無しで利用できるのが、一般団信2種類です。
注目すべき一般団信プラス(がん先進付)は、なんと申込人の負担ゼロで、がん(所定の悪性新生物)と診断されたら、100万円の給付金を受け取ることができることです。
さらに、先進医療給付金がついているのでもしも先進医療を受けた場合は1回最大で500万円、通算で1,000万円の治療費が受け取れます!
ただし、加入年齢が51歳未満までとなっているので注意が必要です。
PayPay銀行の団信はがんに対する備えがかなり手厚く、単純に残高が保障されるだけでなく、さまざまな給付金が付いています。
さらにがん50%保障団信、がん100%保障団信、11疾病保障団信は以下のサービスも付いています!
- セカンドオピニオンサービス
- 24時間電話健康相談サービス
健康で不安がある場合、相談先のサービスが付いているのは、大変安心ですよね。
PayPay銀行の保障は民間の保険と比べても遜色ないほど充実しているので、もしも利用する場合は、自身が加入している保険を見直すのもいいかもしれません。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンのサポート体制
PayPay銀行は店舗をもたないネット銀行なので、住宅ローンセンターで電話のみでのサポートとなっています。
営業時間は平日の9:00〜17:00で、休日は営業していないので注意してください。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の住宅ローンに向いている人
PayPay銀行に向いている人は、会社員で低金利でがんに対する手厚い保障を付けたい人です!
PayPay銀行では自営業の方は住宅ローンの申込基準対象外となってしまいますが、会社員であれば年収も200万円以上とハードルが低く、勤続年数も問わないため、ある程度の年収がある場合はおすすめの金融機関です!
さまざまな条件を満たして得ることができる優遇金利ではなく、業界最低水準の低金利が設定されており、さらにがんに対する備えが非常に充実しています。
また、仕事が多忙で住宅ローンの契約のために銀行へ出向くのが難しい人はもちろん、感染症が心配で外出を控えている人にも向いています。
PayPay銀行の住宅ローンは司法書士との打ち合わせ以外はインターネットですべて完結!
対面でないと手続きができないのは結構大変なので、オンラインで対応が可能なのはうれしいですよね。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を検討している人は住宅ローンの専門家に相談しよう!
PayPay銀行は、非常に低金利で団信種類が豊富なネット銀行です。
電子契約でネットで完結ができ、手続きもシンプルになっていますが、そもそも住宅ローン手続きは複雑です。
用意する書類も多い上、電子契約の手続き自体、慣れない人も多いのです。
またさまざまな金融機関と比べて検討し、あなたにとってベストな住宅ローンを選び、借りるには時間も知識も必要になります。
いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINEを運営しているiYell株式会社では、PayPay銀行などのネット銀行からメガバンク、地方銀行や信用金庫まで、さまざまな金融機関の住宅ローンを熟知した住宅ローンの専門家が多数在籍しています。
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