自身が建売住宅を購入した経験を元に、専門用語を避けながら住宅ローンの基本についてシリーズで解説していただきます。(いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINE編集部)
vol.1:住宅ローンって何?初心者目線で優しく解説!
vol.2:家を買うと得する?知って得する住宅ローンの税制優遇!
vol.3:どの銀行も同じと思ってない?住宅ローンの選び方を解説!
vol.4:素人でもよく分かる、住宅ローン金利の選び方
vol.5:住宅ローンが年収の6倍でも返済が楽な理由と借りる上で大切なこと
こんにちは、年収300万で建売住宅を買ってしまった、ザク男爵でございます。
「家が欲しいけど、住宅ローンで生活が苦しくなるのはイヤ。」そう思う方も多いのではないでしょうか。憧れのマイホームも欲しいし、ゆとりある暮らしだって欲しいのです。
そうです、私たちはワガママなのであります。
しかしどうやったら、ゆとりある住宅ローンは実現できるのでしょうか。
年収300万という驚異的な収入で住宅購入にチャレンジした私ですが、その後の住宅ローン返済は、実は楽ちんなんですよね。そこで今回は、体験談を交えつつ、住宅ローンを楽にする為のコツについてご紹介させて頂きましょう。
頭金を多くする。
住宅ローンの返済を楽にする為のコツ、それは頭金を多くすることです。
・・・え?予想以上にシンプルな答えですか?いや、でもそうなんですよ。
頭金を多く支払えば、その分だけ住宅ローンを減らせます。住宅ローンが減れば、その分毎月の返済額も減りますよね。とてもシンプルです。
しかし頭では分かっていても、頭金を増やせないのは、次の問題があるからではないでしょうか。
手元にいくら残すか?
頭金で問題になるのが、「手元にいくら残すか?」ですよね。頭金を多くすれば住宅ローン返済が楽になるのは分かってますが、手元の現金が少なくなると色々と支障が出る訳ですよ。
そしてなんと言っても、手元にお金がない状態で生活することは、すごくストレスなんですよね。
実際私が家を買う時は、かなり無理して頭金を払ったので、手元に10万円しか残らなかったのですよ。
「危険な橋を渡ったな」と猛省してますが、その当時の私は常にピリピリしていたそうですよ。(妻談)
その後なんとか窮地を切り抜けたからいいものの、「今仕事がなくなったら、マジでヤバい!」という背水の陣で生活するストレスは、もう御免でございますね。頭金を多くすれば住宅ローンが楽になるのは間違いありませんが、今後のライフプランを考えれば、ある程度のお金を残しておくべき。
そして私の痛い経験を元に試算すれば、どんなに少なくても3カ月分の生活費は手元に残しておくべきですね。
日頃の節約が何よりも大切。
では頭金を少しでも多くするにはどうしたらいいのか。
それはですね、常日頃から節約する、これしかないのです。面白くない話で申し訳ないですが、ホントこれしかないのですよ。家が欲しい。ゆとりある暮らしも欲しい。そんなワガママな願いを叶えるには、毎日地道に小さな節約を積み重ねるしかないのです。
それはもちろん、日々の生活費を下げる努力もそうですが、固定費を削減するとより一層効果的に節約することができます。特にお勧めなのが通信費ですね。複雑でややこしいですが、格安スマホを導入するだけで毎月節約できます。節約できたお金はそのまま頭金にすればいいのです。ものすごく地味な記事になりそうなのでこの辺にしますけど、こういう誰も見てない地道な努力こそ、頭金を増やす最良の手段なんですよね。
あなたの毎日の努力は、住宅購入のタイミングで必ず報われます。「え?住宅ローンこれだけ?マジうけるww」とほくそ笑む日は必ずやってきますよ!
親からの資金援助は慎重に。
また家を買う時に、親からの資金援助を持ちかけられることもありますよね。
喉から手が出るほど欲しい(!)資金援助ですが、貰う前に1点だけ注意したいことがあるのです。
それは、お金をもらっても「後ろめたさを感じない」ことです。
親からお金をもらうのだから、親孝行しなくちゃ。
→親からお金をもらうのだから、親の意見も聞かなきゃ。
→親からお金をもらうのだから、親の意向に沿って家作りをしなくちゃ。
親からお金を貰うことに後ろめたさを感じてしまうと、誰の為の家なのか分からなくなってしまうのですよね。実際私も家を買うときに親から資金援助の話がありました。でもすごくうれしかったんですけど、最終的にはお断りしました。
それは私がお金をもらうことで後ろめたさを感じてしまい、親の意向に沿った家作りになってしまいそうだったからです。親からの資金援助は頭金に最適です。しかし感謝をした後は、堂々と受け取りましょう。今から作る家はあなたの家なのでありますから。
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