すまい給付金の対象となる家は?
すまい給付金の対象になる家は、一定以上の広さ(50㎡以上)が必要です。
「50㎡ってどれくらいの広さよ!?」って勝手に突っ込みましたけど、50㎡の広さは「1LDK~2LDKの間取り」をイメージすると、分かりやすいでしょう。
ですので、一軒家ならほぼ問題ないですし、マンションでもファミリー向けのマンション(3LDK~)であれば、問題なく対象の家になります。
また対象となる家の条件に、「第三者機関の検査」とありますが、これは瑕疵(かし)担保責任保険に加入する際に受けることになっている検査です。(難しい言葉でごめんなさい)
瑕疵担保責任保険とは「家に欠陥があったときの保証」のことと覚えておきましょう。
新築住宅の多くは、この保険に加入しているはずでございますので、ご安心を。
すまい給付金の対象となるための条件は、広さ・第三者機関の検査ともに、難しい条件ではないのです。
どうやったら貰えるの?
すまい給付金をもらうために、難しい手続きは不要です。
家を買って住み始めた後に、申請書を「すまい給付金申請窓口」に持参するか、「すまい給付金申請係り」まで郵送するだけです。
また、家を買ったハウスメーカー・不動産会社が代行してくれる場合もあります。(むしろ代行して欲しい。)
私は自分ですまい給付金申請窓口に持参しましたが、あっという間に終了でした。あとは現金が振り込まれるのを待つだけです。
ただし申請書を出してから、給付金が振り込まれるまで、1~2ヶ月かかりますよ!
家を買って金欠になった頃の30万・・・実にありがたい・・・。
住宅ローン控除
住宅ローン控除とは、住宅ローンの金利負担を軽減するための制度です。
家を買ってから10年間、住宅ローン残高の1%分の、所得税・住民税が安くなる制度です。
1%と聞くと「それだけ?」と思いそうですが、住宅ローンの残高が2,000万円なら、安くなる税金は「20万円」にもなります。
しかもこれが、10年間続くという・・・。この制度は神でしょうか。
そんな住宅ローン控除は、すまい給付金よりもちょっぴり難しい制度。でも分かりやすく書きますので、もうちょっとだけお付き合い下さいませ!
住宅ローン控除の概要
住宅ローン控除の概要は次のようになってます。
最大控除額:500万円(50万円/年×10年)※長期優良住宅、低炭素住宅の場合(一般住宅の場合は400万円)
控除額・控除期間:1%、10年間
借入金等の年末残高の限度額:5,000万円 ※長期優良住宅、低炭素住宅の場合(一般住宅の場合は4,000万円)
その他:広さが50㎡以上であること、住宅ローン借り入れ期間が10年以上であること。
・・・イエス、おっしゃらずとも分かります。専門用語が多くて、結局一体、なんじゃらほいかと。では、具体的にみてきましょう!
住宅ローン控除は結局いくら貰えるの?
住宅ローン控除で控除して貰えるお金(安くなる税金)は、10年間で最大400万(年間40万×10年間)です。
ただし、買った家が長期優良住宅、低炭素住宅の場合は、10年間で最大500万(年間50万×10年間)になります。
つまり、住宅ローンを借りまくって借金まみれになれば、住宅ローン控除の恩恵をフルで受けられる訳ですな。その場合、最大で控除されるのが、10年間で400万(もしくは500万)。
所得税から50万円控除して、控除しきれない分は、住民税から控除されることになります。
で・す・が・・・!!忘れておりませんか?あなたが、「1年間にいくら税金を払っているか」を。
住宅ローン控除は、あくまでも「払った税金に対して、控除する」という制度。
つまり、1年間で払った所得税と住民税が合計しても40万(もしくは50万)に満たない場合は、「あなたが支払った所得税と住民税の全額」になるのでご注意を。
まあ、つまりあれですね。年収300万で家を買ってしまった私にとっては、住宅ローン控除とはすなわち、「所得税・住民税、全額免除」みたいな制度ですかね・・・えへへへ。
住宅ローンについてもっと知りたい・・・
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