基本的に住宅ローンの金利は毎月1日に発表されますが、事前に予測ができないものだろうかと考えたことはありませんか?
いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINEを運営しているiYell株式会社では、大手住宅関連会社や金融機関出身者が多数在籍しています。
多くの人が利用する住宅ローンである【フラット35】を、iYell株式会社で社長室長を務める金子洋平がフラット35の来月の金利を予想しました。
住宅ローン業界のプロフェッショナル
金子洋平
SBIホールディングス株式会社入社後、SBIモーゲージ株式会社(現アルヒ株式会社)へ配属。
4店舗の支店長を経験した後、会社の要となるアライアンス業務、フランチャイズオーナー開拓などを担当。
現在はiYell株式会社の社長室長として金融機関との提携を担当。一般社団法人不動産テック協会の理事も務める。
今後の借り入れ、借り換え計画にお役立てください。
1.41%(前月比-0.02%)
1.29%(前月比-0.02%)
住宅金融支援機構が2022年3月16日に「第179回貸付債権担保住宅金融支援機構債券」を発表しました。
フラット35は機構債と非常に関りが深いのです。
機構債の金利が前月と比べてどのくらい上昇もしくは低下しているかがとても重要であり、フラット35の金利にその増減している金利を反映させたものが翌月のフラット35の金利になることが多いです。
機構債の金利は0.46%で、先月と比べると0.02%下がっています。
そのため、来月のフラット35の金利は1.41%と予想します。
また機構債だけでなく、10年国債(長期国債)がフラット35の金利に大きく影響してきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
以下のグラフは2018年1月から2021年10月までの期間のフラット35の金利推移です。
この期間では、2019年9月、10月の金利が最も低く、機構団信の借入期間が21年~35年の場合は1.11%でした。
また一番金利が高かったのは、2018年11月となっており、同条件では1.45%となっています。
フラット35に限らずですが、基本的に金利は一か月で大きくは変わらず、前月と比較して0.01%~0.04%の間で増減することが多いです。
前月から±0.01%~0.04%の間で増減することが多い。
フラット35の金利でもわかるように、今は超低金利時代です。
毎月変動はありますが、自動車ローンなどと比べても圧倒的に低く1/3程度となっています。
ただ低い金利のタイミング借りたいと思っても、住宅購入のタイミングではなかなかローン選びまで手が回らないのではないでしょうか?
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