夢のマイホーム購入と切っても切り離せないのが、住宅ローン。
でも、住宅ローンは借りられればオッケー!ということはないのです。
見落としてはならないリスクも伴ってくるのです。
住宅ローンのリスクは主に4つ。
なぜこれらのリスクが伴うのでしょうか?
詳しくは後ほど解説いたします。
住宅ローンを軽く考えていたみなさん、必読です!
住宅ローンには、次の4つのリスクがあります。
住宅ローンの何がリスクかと言えば、住宅ローンが家計を圧迫するリスクがまず挙げられます。
マイホームの購入では気持ちが舞い上がってしまい、背伸びした住宅ローンを借りがちですが、少し落ち着きましょう。
ほんの少し歯車がかみ合わなくなっただけで、住宅ローンの負担が重くなり家計を圧迫してしまいます。
マイホーム購入時は、「この年収が、この先も続くもの」と仮定して住宅ローンを借りますが、残念ながら将来の収入の保証はどこにもありません。
さらに収入だけでなく、支出が増えていくこともあります。
支出が増えて家計を圧迫しても、賃貸なら家賃の安いアパートに引っ越せます。
しかし住宅ローンは一度契約したら、完済するまで同じ金額です。
しかもその期間は35年あり、住宅ローンの長い返済期間はリスク以外のなにものでもありません。
住宅ローンのリスクは、金利が上昇するリスクです。
変動金利では半年ごとに金利が見直され、金利が上昇し、返済額が増えることがあります。
固定金利では優遇期間が終了したときに、金利の上がるタイプが多いので、金利が上がると住宅ローンの返済額が増え、家計に重くのしかかります。
住宅ローンって、家賃みたいなものと考える人もいますが、金利で家賃が上がることはありません。
「今が最低金利」と言われており、これ以上金利が下がることは期待できない今、金利上昇するリスクは高い状況です。
住宅ローンを借りるリスクは、引越しが気軽にできないことです。
もしも住宅ローンを借りたあとに、会社から転勤命令を言われたら、
この4つの選択肢しかなく、どれも気軽に選択できるものではないですよね。
しかし、賃貸であれば一時的に住まいを変えることは簡単です。
その点では住宅ローンを借りた場合、土地に縛られてしまい、今後のライフプランを考えると大きなリスクになってしまいます。
住宅ローンのリスクは、日々の返済だけではなく家を手放す時も発生しがちです。
家を手放すとき、家の売却価格が住宅ローンより少なければ、住宅ローンだけが残ります。
つまり、
残ローン:2,500万円
売却時の価格:2,000万円
このようなケースでは、売却時に500万円のローンが残ります。
家を購入するときに売却を考えている方は、ほとんどいませんが、現実問題として売却するときにローンだけが残ったらどうするのでしょうか?
住宅購入とはつまり、家を売却してもローンだけが残るリスクを買うようなものです。
それぞれの返済方法のメリットを挙げてみます。
【35年返済のメリット(フラット35)】
【20年返済のメリット(フラット20)】
想定していた期間より延長することや、短縮することも視野に入れましょう。
ご自身の理想の形に合った返済方法を選ぶことが大切です。
このように住宅ローンのリスクを洗い出してみると、「いや、家なんて買ってる場合じゃない」と妙に慎重になりがちです。
ですが大切なのは、そこではありません。
なぜならあらかじめリスクを避けるライフプランさえ立てておけば、これらのリスクを避けられるからです。
以下の4つのポイントが重要です。
住宅ローンを借りることが、大きなリスクなのは間違いありません。
しかしリスクだけではありません。
リスクとしっかり向き合いながら、夢のマイホームに向けてすすんでいきましょう。
素敵なマイホーム生活を応援しています。