50代の方から寄せられた、住宅ローン借り入れに関する無料相談事例集

ご状況をもう少し詳細にお伺いさせて頂かないと判断が難しいところもありますが、審査に通る可能性は十分にあると思います。

不動産屋さんが仰っている大丈夫というのは、物件を購入することができるということなので、実際の住宅ローン返済額を見たうえで、 給与の手取額をもとに実生活を想像してみた方がいいと思います。 一般的にはご年収の6倍程の住宅ローンを組む方が多いですが、お客様の将来設計においてどのような点を重要視するかによっても変わってきます。 資産価値の高い不動産の購入を希望される方もいれば、趣味や教育費等にお金をかけたい方もいらっしゃいます。
お聞きする限り、そこまで無理なローンの組み方ではないと思いますが、15年でご返済したいということだと退職金予定額にもよりますが、 ある程度切り詰めた生活をする必要があるように思います。

現在ご主人さまのご年齢が50歳ですので、金融機関によっても異なりますが、借り入れ期間の最長が30年もしくは29年になります。 仮に物件価格4000万円、金利1％、借り入れ期間30年で計算してみると、月々の返済額が128,655円になります。 預貯金の1000万円をお子様の教育費に充てると考え、年金生活で収入が減ったときに、生活費24万円とローンの月々返済約13万を足して、 月々約37万円の支払いが問題ではないかどうかになってくると思います。 不動産購入をしなくても、アパートやマンションの賃料は必ず発生しますので、その辺りを踏まえ、ご夫婦でご検討してみて下さい。

年金受給のお客様であっても、住宅ローンを組める金融機関もございます。 住宅ローンの審査では、収入と支出のバランスを確認しておりますので、年金の受給額や年齢などから、希望どおりの金額の借り入れができない可能性はあります。

一般的には完済時年齢80歳未満まで借り入れ可能でございます。(75歳未満の金融機関もございますのでご注意ください）
支払額によって借入期間を調整することもできますのでご教示頂ければと思います。 お客様はご年収が1千万を超えていらっしゃるので変動金利にて住宅ローンを組み定期的に繰り上げ返済（返済期間期間短縮）をし早期完済を目指す方がベストではないかと考えます。 期間を短縮すれば、変動金利のデメリットである金利変動リスクを軽減することができます。

結論から申し上げますと、お客様のご年齢でも住宅ローンのお借入れは可能でございます。 金融機関によっても異なるのですが、住宅ローンのお申込み条件として申込時の年齢が65歳未満、完済時の年齢が80歳未満と設定されているところが多く、その条件を満たしていればお借入れ頂くことができます。 ですがお借入れ期間が短くなってしまうと、月々のお支払額が大きな負担となってしまうというリスクもございます。 また審査の材料として、ご定年後の資金計画に関して聞かれる可能性がございます。 退職時期や退職金はいくらになるのか、年金はいくら入るのかなど把握されておくといいかと思います。