投資目的として、2軒目の家を買う場合。
家は不動産でもあるので、2軒目を投資目的として購入される方も多いです。
投資目的で2軒目の家を購入するときは、不動産投資ローン※になります。
※不動産投資ローンとは?
マンション経営(不動産投資)のために、金融機関から受けることができるローンのこと。
以下、詳しく解説させて頂きましょう。
投資目的で使えるのは、不動産投資ローン。
不動産目的で住宅(一軒家・マンション)を購入する場合、使えるのは不動産投資ローンとなります。住宅ローンは使えません。
不動産投資ローンは、
住宅ローンよりも金利が高い。(2~5%)
- 金融機関によって、金利の幅が大きく変わる。
- 住宅ローンほどの優遇はない。
住宅ローンとは審査基準が違う。
- 住宅ローン:収入、勤続年数など
- 不動産投資ローン:事業の採算性や可能性など
ローンの審査が厳しい。
- 住宅ローンは会社からの給料で返済していくので、安定して返済しやすい。
- 不動産ローンは不安定な事業収入から返済するので、審査は厳しくなる。
など、条件面で劣ります。
住宅ローンは使えない。
繰り返しになりますが、投資目的で住宅を購入する場合、住宅ローンは使えません。
住宅ローンが使えるのは、自分自身が住む家のみになります。
2軒目の家を購入するときの、共通する注意点
住宅ローンが残っているときに、2軒目を購入するパターンは2つあります。
- セカンドハウスとして買う。
- 投資目的で買う。
どちらのパターンにも共通する注意がありますので、以下でお伝えさせて頂きます。
住宅ローンを使うとバレる可能性がある。
「賃貸に出したいけど、住宅ローンを借りられたら収益アップするのにな……」
住宅ローンはセカンドハウスローン、不動産投資ローンよりも金利が低いです。
ですので、誰しも一度は思います。一度は悪魔に心を奪われます。
住宅ローンを借りても、バレないんじゃなかろうかと。
しかし残念ながら、本来の目的以外で住宅ローンを借りるとバレるようです。
事実、投資目的だったことを隠して住宅ローンを借りたことがバレて、一括返済を求められたケースもあります。
ですので、悪いことはやめましょう。清く、正しく儲けましょう。
収入合算やペアローンも使えない
大前提として住宅ローンを二重で使うとバレる可能性がある。
住宅ローンは、債務者が住むという条件のもと、低い金利が設定されているため、1世帯1軒までが基本。
まとめ:2軒目の家、そこに「誰が、どんな目的で」住む?
住宅ローンが残っている状態で、2軒目の家を購入する場合、購入の目的と理由によってローンが変わります。
- セカンドハウスの購入:セカンドハウスローン、フラット35
- 投資目的の購入:不動産投資ローン
2軒目として購入する家は、「誰が、どんな目的で住むのか?」によって、使えるローンが変わります。
また目的に関わらず、住宅ローンが残っている状態で、追加融資を受けることはリスキーです。
ポジティブすぎる事業計画を信頼せずに、リスクを洗い出してから一歩踏み出すようにしましょう!
それでは、また!
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