ネット銀行で住宅ローンを借りる際の不安や疑問を解消しよう!
①事務手数料が高いのでは?
住宅ローンを選んでいると、保証料と事務手数料が費用として書かれている点が気になるかと思います。これが何の費用かというと、銀行の担当者の人件費やシステム利用費、債権保全管理をするためのものです。
【保証料】
保証会社で審査や債権保全管理を行うため、お客様から銀行を通して、保証会社に支払う費用。一般的にメガバンクは保証会社を利用しており、この保証料と自社用にかかる事務手数料をとることが多いです。
【事務手数料】
銀行で審査や債権保全管理を行うため、銀行に支払います。主にネット銀行は保証会社を使わないため、借入額の2.1%を事務手数料として採用しているところが多いです。
保証料と事務手数料のどちらを費用とするかは、銀行ごとに違いますが、主にメガバンクや地銀などは事務手数料を数万円安くして保証料を高く設定し、借入額の2.1%という金額がかかり、ネット銀行は保証料を無料にする代わりに事務手数料を借入額の2.1%に設定していて、住宅ローンを組む際には、お互いほぼ同じ費用が利用者から支払われる仕組みになっているのです。
②こんなに金利が低いのも何かありそうで不安
ネット銀行は店舗を持たないため、運営費や人件費を安く抑えることができます。その分の利益で住宅ローン金利などを下げ、顧客に還元しているのです。
③ネット銀行を信頼していいのか不安
最近は若い世代を中心にネット銀行をメインバンクにする人が増えており、そういった人はネット銀行の住宅ローンを選択されることが多くなっています。少しずつですが、ネット銀行は年配の方にも支持されてきているようです。
そのような需要に応えるべくメガバンクのネット化が進み、さらに地域銀行の間でもネット支店の開設が相次いでいます。平成27 年3月末には 地方銀行で30 行超となっています(以下図参照)。
また、住信SBIネット銀行株式会社は、平成28年12月9日(金)時点において、住宅ローン取扱額が平成19年9月24日の営業開始以来9年2ヵ月で、3兆2,000億円を突破。
株式会社じぶん銀行は、2016年12月26日(月)時点の住宅ローン取扱額が2015年12月1日住宅ローン営業開始以来392日で1,000億円を突破しました。
ネット銀行各社はスピード感のある成長をしており、最近ではネット支店に対する顧客の信頼も相当高まってきたと考えられますね。
ネット銀行のメリット・デメリットを理解し、自分にふさわしい借入先を見極められるようにしておきましょう。
住宅ローンについてもっと知りたい・・・
この記事は役に立ちましたか?
もっと知りたいことがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね。