どうもこんにちは、2年前に住宅ローンを借り換えた、ザク男爵でございます。
マイホームを購入するとき、ハウスメーカーの勧めるままに、変動金利を選んだ人も多いのではないでしょうか?
最も金利の低い変動金利は、月々の返済額を少なく見せられるので、ハウスメーカーはこぞって変動金利をおすすめしてきます。
もちろん、圧倒的な低金利をほこる変動金利も魅力的です。
しかし変動金利以上に魅力的なのが、固定金利です。
長引く低金利により、今は固定金利も十分に低い水準になりました。
そのため住宅ローンを変動金利から固定金利に借り換えることで、
3つのメリットを受けることができます。
そこでこの記事では、住宅ローン借り換えで固定金利がおすすめな理由について解説させて頂きます。
少しでもお得に住宅ローンを返済したい方は、必読でございますよ!
固定金利のもつ魅力は、変動金利と比較することで、より認識できるようになります。
まずは変動金利、固定金利のメリット・デメリットを比較してみましょう。
【変動金利のメリット】
【変動金利のデメリット】
【変動金利の特徴】
【固定金利のメリット】
【固定金利のデメリット】
【固定金利の特徴】
私は2年前に住宅ローンを借り換えました。選んだ金利は、10年固定金利でございます。
変動金利も迷いましたが、固定金利を選ぶ決め手になったのは、次の3つの理由です。
私が固定金利を選んだのは、変動金利の金利上昇リスクを避けたかったからです。
今は低金利の変動金利ですが、この先金利が上がらない保証はありません。
いえ、むしろ最近では「この先、住宅ローンの金利は上がるだろう」との見解すらあります。
変動金利には、
返済者への軽減措置はありますが、それでも金利が増えれば、返済の負担が増えることには変わりません。
変動金利である以上、常に金利上昇のリスクがあります。今は低くても、将来どうなるかは誰にも分かりません。
「将来、もし金利が上がったら…」
そう考えると私のワキは、決壊したダムのようにワキ汗が止まらなくなります。
安心したくてマイホームを買ったのに、なぜに将来の金利に怯えなくてはいけないのでしょうか。
ですが固定金利を選べば、金利上昇のリスクから解放されます。
文字にすると一瞬で書けますが、「5年固定」の5年は長いですよ?
「住宅ローンを借り換えるなら、固定金利だ。」
私が固定金利を選んだのは、金利上昇のリスクから開放され、安心が欲しかったからです。
今後の金利上昇に怯えるよりも、安心して住宅ローンを返済したかったのです。
固定金利では、金利上昇のリスクが一定期間ありません。つまり支払い額も同じになります。
私は10年固定金利を選んだので、10年間は返済額が同じになります。
10年固定金利は、変動金利とほぼ同じ水準の低金利で、お得な低金利が10年間も続きます。その間、金利上昇のリスクは一切考える必要はありません。
35年もの借入期間を考えると、「たった10年だけ?そのあとはどうするの?」と疑問を持たれるかもしれませんが、10年あれば様々な対策が打てます。
その1つが繰り上げ返済です。
「お得な低金利&金利上昇リスクなし」のダブルコンボを活かし、10年間のうちに繰り上げ返済資金を貯めまくります。
そして固定期間が終了し、変動金利に移行するタイミングで、いっきに繰り上げ返済で元金を減らすのです。
大胆な返済プランができるのも、金利上昇リスクのない固定金利のメリットですよね。
ちなみに私は固定金利のメリットを活かしながら、住宅ローンは10年での完済を目指しています。
不動産情報サイトのアットホームのアンケート調査では、住宅ローンの完済までの期間は「平均13.7年」という結果になっていますので、あながち不可能な目標ではないかなと思っています。
みんな「住宅ローンが苦しくて…」とかいいながら、しっかり堅実に返済プランを実行しているのですね。
いやー、怖い怖い。
先ほども少しお話しましたが、長引く低金利により、変動金利と固定金利の金利の差はほとんどなくなりました。
例えばりそな銀行(借り換え)では、
※いずれも2018年9月現在
変動金利と10年固定金利では、0.321%しか変わりませんし、どちらも1%を切っています。
住宅ローン控除(※)で1%税金が戻ることを考えると、変動金利も10年固定金利も、どちらもかなりお得な金利だと言えます。
※住宅ローン控除:住宅ローンの残高の1%に対して、所得税・住民税が控除される税制優遇措置。
変動金利は金利がもっとも低いですが、常に金利上昇のリスクがあります。
一方で固定金利は少し割高ですが、固定期間中は支払い額が同じで、金利上昇のリスクを考える必要がありません。
金利の差が0.321%であり、かつどちらも1%を切る低金利なら、その差分は「安心料」として安いものではないでしょうか。
「これから金利、上がるかもしれませんよ?」
そっと耳元でささやかれたら、金利が低いうちに固定金利に逃げ込みたくなりませんか?
固定金利は次のような方にぴったりかと思います。
長引く低金利のおかげで、固定金利も十分お得な金利になりました。
変動金利よりは金利は高いものの、一定期間、金利上昇を考えなくていいのは大きな安心です。
せっかく買ったマイホームですから、住宅ローンは安心しながら返済したいですよね。
「変動金利との金利の差額は、安心料。」
そう考えると、固定金利は非常にお得な住宅ローンだと思いませんか?
金利が上がってからでは意味がありません。住宅ローンがまだ低金利の今のうちに、固定金利に切り替えることが大切です。
少しでもお得に返済したいのであれば、借り換えをご検討してみてくださいね。
それでは、また!