自営業こそ家を買え？｜マンション購入に成功したあのプロレスラーに直撃

こんばんは、前いえーる 住宅ローンの窓口ONLIN編集長の千歳です。
当サイトでは、読者の皆さまから住宅ローンに関する様々な相談を日々いただいています。
その中でも、個人事業主（自営業・フリーランス）の方から「私でも住宅ローンを組めますか？」という相談が非常に多いのです。

過去のこちらの記事でも個人事業主の住宅ローンについては解説していますが、個人事業主だからといって絶対に住宅ローンを組めないということはありません。
ただし、注意しなければいけないポイントはいくつかあります。

例えば、収入が多いからといって必ずしも住宅ローンの審査に通るとは限らないという点。
芸能人やスポーツ選手がこれに当てはまりますね。
収入がいくら多くても「安定性」が乏しいと金融機関に判断され、審査に落ちてしまうことも珍しくありません。

しかし、芸能人やスポーツ選手でも条件をクリアすれば、住宅ローンの審査が通ります。
今回は、住宅ローンを組んでマイホームを購入したあのスポーツ選手にお話を伺ってみました。

あのスポーツ選手とは・・・
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
とは・・・？？？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ん・・・？？？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

プロレスラーとして活躍するKUDO選手！
KUDO選手は、今年で旗揚げ20周年を迎えた『DDTプロレスリング』に2001年から所属するベテランレスラーです。
2012年に35年ローンでマンションを購入したことをDDTドラマティック総選挙(※)の演説で告白し、話題を呼びました。（※DDTドラマティック総選挙：AKB48選抜総選挙をモデルとしたDDT所属レスラーの人気投票）

DDTプロレスリングは、エンターテインメント性を大胆に打ち出していて、『文科系プロレス』とも称される老舗プロレス団体です。
ゴリゴリの体育会系イメージが強かったこれまでのプロレスとは一線を画しています。
住生活マガジン「いえーる 住宅ローンの窓口 ONLINE」を運営するiYell株式会社はそんなDDTプロレスリングのスポンサー。
今回はスポンサーの特権(笑)を活かしてDDT全面協力のもと、KUDO選手のご自宅に突撃してインタビューを行ないました！

いきなりアットホームなKUDO選手が登場

都内某所のご自宅マンションを訪問したところ・・・。

い、いいのですか。

こんなアットホームなKUDO選手を晒しても・・・。
試合会場で見せる格闘家のオーラとのギャップに戸惑いつつもインタビューを開始しましょう。

インタビュワーは、私、千歳でございます。

KUDO選手が家を買おうと思った理由

KUDO：狭かったので、広いところに住みたいと思っていたのが一番の理由です。当時は僕と妻と猫で1Kに住んでいて、かなり窮屈だったんです。
それに、家賃ってもったいないじゃないですか。
買えるなら買っちゃいたいとは以前から考えていました。
立地は資産価値を意識して決めましたし、住宅ローンは貯金するつもりで払っています。
当時新築でしたが、約5年経った今は購入時よりも少し資産価値が上がっているみたいです。
ちなみに、僕はプロレスラーとしての顔以外に、DDTグループの飲食店の社長もやっています。店が新宿にあるので自転車で通える範囲内で探しました。

千歳：え、自転車で通える範囲内って、ここ新宿まで10km以上あるんじゃないですか・・・。

KUDO：正確には12kmくらいですね、余裕ですよ。トレーニングも兼ねてますし。
あと、引っ越し業者は使いませんでした。DDTのメンバーにトラックの運転や荷物運びをしてもらいました。

千歳：冷蔵庫とか軽く持ち上げちゃいそう・・・さすがプロレスラー。

メガバンクの審査には落ちたけど、フラット35に通った

KUDO：最初はメガバンクで変動金利の住宅ローンを組もうと思いましたが、その審査は通りませんでした。
それで改めて自営業でも通りやすいというフラット35に申込んだら通りました。

千歳：住宅ローンを組むために何か気を付けたことはありますか？

KUDO：ローン組むのってある程度の収入が必要じゃないですか。
ご存知の通りプロレスラーって自営業なので、節税しようと思えばかなり収入を少なくすることができちゃうんです。
でもマンションの購入を決めてからは節税を諦めて、きっちり確定申告をするようにしました。
プロレスラーは障害のリスクが高いことから生命保険に入りにくいので、団信に入れるかどうかは不安でしたが、特に問題なく審査に通過しましたよ。

参考：団信とは

去年、住宅ローンを借り換えて支払額は大幅減

千歳：でも、2012年ごろの固定金利は今と比べるとだいぶ高いのではないですか？

KUDO：そうなんですが、昨年借り換えたのでだいぶ安くなりましたよ。

千歳：金利に敏感で借り換えるプロレスラーってすごいですね・・・。めちゃくちゃインテリな感じがします。

KUDO：ニュースは結構見ますね。
実は僕、日大（日本大学）の新聞学科卒なんです。元々新聞が好きで、ずっと読んでるから経済に敏感なのかもしれません。
学生時代はマスコミに行きたくて。大学卒業後に1回就職したのですが、いつの間にか脱サラしてプロレスラーになっていました笑。

自営業の人こそ、家を買ってほしい

KUDO：若手プロレスラーは特にそうですけど、年を取ってから試合に出続けることってできないじゃないですか。
そのときになっても家賃を払い続けないといけないのは、やっぱりしんどいんじゃないかと思うのです。
試合ごとに給料をもらえるだけですから、固定給もないですし。
だからマイホームは、買えるものなら早いうちに購入することを僕はオススメしたいです。

前いえーる 住宅ローンの窓口ONLIN編集長的「自営業が住宅ローンを借りるためのポイント」まとめ

日ごろの格闘家のイメージとは裏腹な知的な側面を見せたKUDO選手。
まさに「カッコいい大人」という感じで憧れてしまいました。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。

さて最後に、KUDO選手のお話も踏まえつつ、改めて「自営業が住宅ローンを借りるためのポイント」を簡単にお教えします。

• フラット35は自営業でも比較的審査に通りやすいのでおススメ
• 前年年収（所得）と借入金額のバランスがよければ審査に通りやすい
• 開業して1年未満でも申込可能
• フラットではなくても、事業で普段取引している銀行であれば審査に通る可能性は上がる
• 前年が赤字か所得額が少ない申告の人は、黒字の申告をしてから住宅ローンの申請を
• 前々年と前年の所得に開きがある人は、フラット35を検討するべき
• 家が欲しいと思っている人は、数年単位で計画的に確定申告をすること
• 納税の延滞は絶対にNG

詳しくはこちらの記事をどうぞ。
住宅ローンは個人事業主（自営業・フリーランス）でも審査に通る。確定申告前に要チェック

エビスコ酒場もよろしくね♪

インタビュー中にも出てきましたが、KUDO選手はDDTプロレスリングのグループ会社であるDDTフーズの代表取締役も務めるビジネスマン。
『エビスコ酒場』『ドロップキック』『スワンダイブ』という3つの居酒屋・バーを経営しています。
普段はエビスコ酒場にいることが多いそうなので、KUDO選手に会いたい方はエビスコ酒場へGO！！

【エビスコ酒場】
住所：東京都新宿区歌舞伎町１‐１４‐６ 第２１東京ビルＢ１Ｆ
アクセス：JR新宿駅東口徒歩5分／西武新宿駅徒歩3分
営業時間：火～木、祝日: 17:00～23:00／金、土、祝前日: 17:00～翌3:30／日: 16:00～22:30
電話番号：03-5155-0821

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