どうもこんにちは、2年前に住宅ローンを借り換えた、ザク男爵でございます。
私は2年前に、地方銀行からネット銀行に住宅ローンを借換えました。(3年固定→10年固定)
その結果、
- 金利が下がった!(1.2%→0.5%)
- 月々の住宅ローン返済額が下がった!(-7,000円)
- 固定期間が10年になり、金利上昇のリスクが下がった!
- 団信の保証内容が充実した!(8大疾病にも対応)
人知れず多くのメリットを享受しました。どうも恐縮です。
ですが正直に言えば、とても大変でした。
なにが大変だったかと申し上げると、
「どの住宅ローンがいいのか?」
を選ぶのが、本当に本当に大変でした。
なにせ住宅ローンを扱っている金融機関は、星の数よりも多いですからね。選びきれませんよ。それに金融機関ごとに特徴がありすぎるのですよ。
単純に金利だけですべてを判断できれば楽なのですが、そうはいきません。
住宅ローンを選ぶのは、素人の私には耐えがたき拷問のような作業でした。
ですが苦しみながらも住宅ローンを徹底的に比較したおかげで、住宅ローンを借り換えるときにチェックするべきポイントが分かるようになりました。
そこでこの記事では、
- 固定金利で金融機関によって違うところ
- オススメの金融機関の住宅ローン
について、解説させて頂きます。
住宅ローンの深い闇に迷子になってしまったあなた。もう大丈夫ですよ。
ぜひこの記事を読んで、あなたにピッタリの住宅ローンを見つけて下さい!
金利だけじゃない!固定金利で金融機関によって違うもの。
固定金利と言えど、金融機関によって特徴・内容・保障内容に大きな差があります。
住宅ローンの借り換えで固定金利を選ぶときは、次のポイントをチェックすることが大切です。
固定期間が終了した後の金利
固定金利を選ぶときに最も注意しなくてはいけないのが、固定期間が終了した後の金利です。
固定金利の特徴は、
- 一定期間(5年、10年、20年、35年)の金利を低く固定する。
- 最初の固定期間が終わると、再び金利を選択する。
どの金融機関も、この流れは変わりません。
しかし大きく違うのが、固定期間が終わったときの金利です。
たとえば住信SBIネット銀行とりそな銀行の、固定期間(10年固定)が終わったあとの金利を比較してみると、
最初の固定期間の金利 (当初固定) |
固定期間が終わった後の金利 (変動金利) |
|
住信SBIネット銀行 | 0.86% | 2.075%
(基準金利2.775%-0.7%) |
りそな銀行 | 0.75% | 0.875%
(基準金利2.475%-1.6%) |
ここまで差が出ます。
もちろん、これは1例にすぎません。
しかし最初の固定期間の金利はクローズアップされますが、固定期間が終わったあとの金利は存在すら知らない人が多いように感じます。
固定金利を選ぶときは、固定期間が終わったあとの金利に注目する必要があります。
「長い目でみたときに、お得になるか?」を、しっかり判断しなくてはいけません。
事務手数料・繰り上げ返済手数料・保証料の有無
金融機関によって、事務手数料・繰り上げ返済手数料が大きく違います。
- 金利の低いネット銀行系→事務手数料が高いが、繰り上げ返済手数料・保証料が安い。
- メガバンク・地方銀行→事務手数料は安いが、繰り上げ返済手数料・保証料がかかる。
大まかな傾向はありますが、それぞれの金融機関ごとにチェックする必要があります。
とくに事務手数料は要注意ですよ。
なぜなら「手数料」と言いながらも、高い金融機関では50万円~(融資金額の2%)と、驚愕な金額だからです。
固定期間の金利だけでなく、手数料は必須の比較項目でございます。
団信の保障内容
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンを借りた人に万が一のこと(死亡・高度障害)があったとき、住宅ローン残高がゼロになる保険のことです。
金融機関によって団信の保障内容に差があります。
住信SBIネット銀行:死亡、高度障害、8大疾病、全疾病就業不能まで保障で、金利上乗せなし。
りそな銀行:死亡、高度障害のみ。(3大疾病まで保障する場合、金利上乗せ0.25%)
※8大疾病:脳卒中ガン、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎
※全疾病就業不能:就業不能状態が12カ月続いた場合、ローン返済を免除(ただし精神病を除く)
※3大疾病:所定のガン、急性心筋梗塞、脳卒中
金融機関により、団信の保障内容は大きく違います。
単純に固定金利が低いから……という理由だけで住宅ローンを決めてしまうと、
のちのち後悔する結果になってしまいますよ。
固定金利を選ぶならココ!オススメの住宅ローン
では固定金利を選ぶとき、オススメの住宅ローンはどこでしょうか?
金利、サービス、保障内容を吟味し、4つの住宅ローンを厳選させて頂きました。ご査収くださいませ。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は「申し込み〜契約」まで、すべてがネットで完結できるネット銀行の住宅ローンです。
ネット銀行ならではの業界最低水準の低金利は、とても魅力的です。
さらに団信は金利上乗せなしで、
- 8大疾病
- 全疾病就業不能
まで保障しています。
単に金利が低いだけでなく、借りたあとも万が一のリスクに備えることができます。
しかし最初の固定期間が終わったあとの金利は、かなり高めになります。
最初のお得な固定期間のうちに、しっかりと計画通りに返済できるかがカギになる住宅ローンです。
【住信SBIネット銀行の住宅ローン特徴】
10年固定・当初引下げ:0.86%
20年固定・当初引下げ:1.31%
固定期間終了後(10年)は、基準金利から-0.7%(変動金利の場合、2.075%)
団信加入:金利上乗せなし(8大疾病、全疾病就業不能 つき)
保証料:なし
事務手数料:借入金額の2.16%
じぶん銀行
じぶん銀行は、auのKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資したインターネット銀行です。
インターネット銀行らしく、固定金利は抜群に低い魅力があります。(10年固定:0.67%)
また団信には、ガン50%保障が金利上乗せなしで付帯しています。
※ガンと診断された時点で、住宅ローン残高が半分になる。
金利上乗せなしで手厚い保障が受けられるのは、大きな魅力ですよね。
またオプションとして、
- ガン100%保障:金利上乗せ0.2%
- 11疾病保証:金利上乗せ0.3%
金利を上乗せすることで、さらに手厚い保障を受けることもできます。
【じぶん銀行の住宅ローン特徴】
10年固定・当初引下げ:0.67%
20年固定・当初引下げ:1.37%
固定期間終了後(10年)は、基準金利から-0.8%(変動金利の場合、1.541%)
団信加入:金利上乗せなし(50%ガン保障つき)
保証料:なし
事務手数料:借入金額の2.16%
イオン銀行
固定金利を選ぶとき、最初の固定期間が終了したあとの金利はとても大切です。
イオン銀行では、最初の固定期間(10年)が終わったあとの金利も低く(変動金利で0.77%)、長い間お得な低金利が続きます。
さらにイオン銀行では、事務手数料を2つのタイプから選ぶことができます。
- 定率型:借入額の2.16%(最低216,000円)
- 定額型:108,000円(ただし金利は0.2%上乗せ)
借入条件によって、お得な方が選べるのは大きな強みです。
またイオン銀行から住宅ローンを借りると、イオングループでの買い物が5%オフになる特典もございます。日々の生活の中でお得を実感できるのは、うれしいサービスですね。
もちろん、一部繰り上げ返済手数料、保証料もゼロなので、トータルコストを抑えることができます。
【イオン銀行の住宅ローン特徴】
10年固定:0.69%
固定期間終了後は、店頭金利から-1.6%(変動金利の場合、0.77%)
団信:無料(8疾病は金利上乗せ0.3%)
イオングループでの買い物5%オフ
保証料:なし
りそな銀行
りそな銀行はメガバンクにつぐ都市銀行です。
しかしながらネット限定の借り換えプランでは、ネット銀行に匹敵する低金利を実現しています。
申し込みはネット限定になりますが、近くに窓口がある安心感は大きいですよね。
団信の加入は、もちろん無料です。
さらに金利0.3%を上乗せすることで、
- 3大疾病
- 16の特定状態
- 所定の要介護認定
ここまで保障してくれる、「団信革命」に加入することができます。
万が一にも対応できるのは、大きな魅力的ですよね。
【りそな銀行の住宅ローン特徴】
10年固定・当初引下げ:0.695%
20年固定・当初引下げ:2.345%
固定期間終了後は、店頭金利から-1.6%(変動金利の場合、0.875%)
団信:無料(団信革命は、金利上乗せ0.3%)
事務手数料:借入金額の2.16%(融資手数料型)
住宅ローンの無料相談、やってます。
この記事ではオススメの住宅ローンを4つ、厳選させて頂きました。
しかし正直なところ、それでも住宅ローンを選ぶのは難しいと思いませんか?
固定金利1つとっても、金融機関によって金利・サービス・保障内容がまったく違います。
ですので、借り換えをするときは、金利の低さだけでなく、トータルコストを比較しなくてはいけません。
しかし、どの住宅ローンもメリット・デメリットがあるので、「これだ!」と選ぶのは本当に難しいものです。
そこでオススメしたいのが、住宅ローンの無料相談です。
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- 金利が低い住宅ローンがいいのか?
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住宅ローンで迷ったら、一人で悩まずぜひ相談してみてくださいね。
それでは、また!
※記事中の金利は、いずれも2018年9月時点のものです。
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