こんにちは、前いえーる 住宅ローンの窓口ONLIN編集長の千歳です。
突然ですが、あなたは「家が欲しいかも・・・」と思ったら、まず最初に何をやりますか?
住宅展示場に行きますか?それとも不動産会社に行きますか?はたまたネットで欲しい家を検索しますでしょうか?
もちろん、これはほとんどすべての人が実際にやっている行動です。
でも本当は、家を探す前にどうしてもやっていただきたいことがあるのです。
家を探す前にやっていただきたいこと、それは「住宅ローンの相談をすること」です。
・・・意外でしょうか。家を探す前に住宅ローンの相談をする。でもこれ、すごく重要なことなんですよ。
現代の不動産業界の問題点~マイホーム購入で失敗しないために
家を探す前に住宅ローンの相談をする。
そう私が思うのには、実は現在の不動産業界でちょっと気になることがあるからなんです。
無理な住宅ローンで家を買ってしまう
現在の不動産業界で気になっているのが、「無理な住宅ローンで家を買ってしまう」という問題です。
本当は予算が足りなくて買えないのに、どうしても欲しい家を見つけてしまったが為に、無理な住宅ローンを組んで買ってしまう。今の不動産業界の慣習では、どうしてもこの問題が起きてしまうのです。
無理な住宅ローンを組んだ結果はご承知の通りです。住宅ローンを返済する為に必死に働き、それでも収入(ボーナス)が減ってしまうと家計が火の車になってしまう。一体何の為に家を買ったのか分からなくなってしまいます。
住宅ローンで苦しいと感じる方は、おそらく「予算的に厳しいけど、無理して買っちゃった」パターンではないでしょうか。
しかしどうして、予算的に無理だと分かっていながら家を買ってしまうのでしょうか。
どうしても欲しい家が目の前にあったら、我慢できない
予算的に無理だと頭では分かっていても、無理なローンで買ってしまう。・・・どうしてでしょうか。
その理由は、どうしても欲しい家が目の前にあったら、我慢することができないからです。
それは家探し・家作りの大変さを想像すると、分かりやすいかもしれません。
家を探す(一戸建て・マンション)ことは本当に大変です。まず自分たちの希望する家の条件を考えないといけません。
予算・家のデザイン・間取り・仕様・メーカー・立地・周辺環境、などなど。
また自分の希望条件の他にも、パートナーの希望、子供の希望を考慮すると、自分たちの条件に合致する物件が意外と少ないことに驚くでしょう。
家探しは難航するもので、意見のぶつかり合いもあれば、頓挫することだってあります。
しかし、そんな時に「これだ!!」と思える希望の物件に出会えたら・・・。
「・・・絶対欲しい、絶対買いたい!諦められない!」って思いませんか?
だって、このチャンスを逃したら、もう二度と希望の条件に合う物件は出てこないかもしれませんからね。
その物件が予算オーバーだったとしても、簡単には諦められませんよね。
しかもですよ、その欲しい家やマンションが目の前にあったら・・・。あなたはこの誘惑に勝てますでしょうか。
・・・私は勝てる自信がありません。無理して買っちゃいます。
欲しい家が買えない
またこの逆のパターンとして、「欲しい家が見つかったのに、住宅ローンの審査が通らなくて買えない」、という問題もありますよね。
「ようやく欲しい家が見つかった!」と思っても、今の収入や頭金では買えない、ちょっと背伸びした住宅ローンでも買えない。
これが住宅ローンの申し込みをした後、ようやく分かるのです。「そんなことなら、もっと早く教えてくれよ・・・。」って思いませんか?
住宅ローンを断られると、精神的にもすごく負担がかかります。欲しい家が目の前にあるのに、買えない。もはや泣く泣く諦めるしかありません。泣いてぐずる子供をどうやって説得すればいいのでしょうか。
家探しの大変さもあり、最後の最後で住宅ローン審査に通らないと、すごく疲弊してしまいます。すり減ってしまいます。
だからこそ、家探し、物件探しはもっと効率よくやらねばならない。今の不動産業界を見ていると、私はそう強く感じてしまうのです。
でも、効率よくといってもなかなか難しいですよね…
そんなときは、専属アドバイザーに相談してみましょう!
家を探す前に住宅ローンの相談をするべき理由
欲しい家を探してから住宅ローンの相談をすると、無理な住宅ローンにつながる恐れがあります。
欲しい家を探してから住宅ローン審査で落ちてしまうと、精神的負担・時間のロスにもなってしまいます。
だからこそ、「家が欲しいかも」と思ったら、まず最初に住宅ローンの相談をすることが大切なのです。
事前に住宅ローンの相談をするべき理由は、次の理由が挙げられるでしょう。
無理のない住宅ローンが分かる
事前に住宅ローンの相談をする理由は、あなたにとっての無理のない住宅ローンが客観的に分かるからです。
欲しい家が見つかってから住宅ローンのシミュレーションをしても、実はそれってあまり意味がないんですよね。
だって、そのシミュレーション。「どうしたら買える?」、「本当に買っていいの?」って計算してますもの。基本的に「買う」前提なんですよね。
だから欲しい家を見つける前に住宅ローンの相談をして、客観的に無理のない住宅ローンを理解することが大切なんですよね。
予算の範囲から欲しい家を探すことができる
そして事前に住宅ローンの相談をすることで、客観的な予算の範囲から欲しい家を探すこともできます。
通常家を探すときは、「予算は大体これぐらい・・・」という曖昧な感覚でスタートします。
その為、いざ欲しい家が見つかったときに「ヤバいっ!買えるかどうか不安だ!」ってなってしまうのです。
でも事前に住宅ローンの相談をしていれば、この点非常に安心することができますよ。
自分の借りられる住宅ローン、そして返済シミュレーションが既に分かっているのですから。それはまさに、「自分の財布の中身を確認して買い物をする安心感」、ですよね!
また最初から「買える家」が分かっているので、非常に効率よく家探しをすることができます。「欲しい家が見つかったのに、買えない」という問題を解決し、欲しい家を目の前に泣いて諦める必要がなくなるのです。
いや、でもちょっと考えたら、「財布の中身が分からない(住宅ローンでいくら借りられるのか分からない)のに、買い物に出かける(家を探す)」って、結構チャレンジャーなことしてますよね(笑)。
私たちの想い
家を探す前に住宅ローンの相談を受けるべき。
その理由を色々とご説明して参りましたが、なぜ私がそんなことを力説しているのか、少しだけお話させて下さい。
マイホームを持つことで、幸せになって欲しい。
私たちの想いは一貫しています。それは「マイホームを持つことで、幸せになって欲しい」との想いです。
マイホーム購入は今の日本では、人生で1度か2度あるかないかの一大イベントです。
それにも関わらず、不動産取引の情報はまだまだオープンになっていない部分が多々あります。
そのせいで、マイホームの購入によって、不幸になってしまう人が一定数出てしまうのが現状です。
本来であれば、マイホームの購入で、理想の暮らしを手に入れて幸せになるべきなのです。マイホームを購入した人全員が、それぞれの幸せを手に入れて欲しい。私たちはそう願っています。
しかし、不動産業界にはまだまだ情報が不足しています。
買ってから気が付いて、「買う前に知りたかった」という情報が多すぎるのです。
そうならないためにも、事前に専属アドバイザーに相談して、不安を取り除いておきましょう。
財布の中身を確認してから、買い物に出かける業界を目指して
そんな私たちが目指しているのは、「財布の中身を確認してから、買い物に出かける業界」です。
今の不動産業界は、「欲しい家を見つけてから、財布の中身を確認(住宅ローンの相談)をする」のが当たり前になっています。
でもこれって、私たちが普段生活している日常とは、ちょっと違いますよね。
だって、財布の中にいくらお金が入っているか確認もしないのに、買い物になんて出かけませんよね。「支払いはコレで。」なんて、かっこいいセリフは言えません。
財布の中身を確認してから買い物に出かける。不動産業界も、こうあるべきだと私たちは考えております。
その第一歩となるのが、家を探す前に住宅ローンの相談を受けることなんですよね。
事前に住宅ローンの相談を受けることで、買えない家を無理して買うこともなくなりますし、買える家を効率よく探すこともできるのです。
私たちは不動産の取得を通じて、皆さんがより幸せになることを願っています。
もしマイホーム購入をご検討であれば、家を探す前に事前に住宅ローンの相談を受けてみてはいかがでしょうか。
住宅ローンについてもっと知りたい・・・
関連リンク...