住宅ローンを借りる際金利や手数料、審査項目がどうなっているか気になる方も多いのではないでしょうか。
銀行によって金利や手数料は変わってくるので、どの銀行で住宅ローンを借りるかが重要になります。
今回は申込み条件が緩いことで人気のある、但馬銀行のたんぎん住宅ローンについて、金利や手数料など様々なことを徹底解説していきます。
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の金利
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の手数料
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の審査項目
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の審査期間
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の団体信用生命保険、特約
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」のサポート体制
- 但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」に向いている人
- 申込み条件の幅が広い但馬銀行のたんぎん住宅ローン!
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の金利
たんぎん住宅ローンは、変動・固定金利選択型と変動金利型、2つの金利プランが用意されています。
変動・固定金利選択型は、固定金利と変動金利の好きな方を契約者が選択できるタイプです。
契約時に固定金利を選んだ場合、固定金利の期間が終わった後にも変動金利にするか固定金利にするか選ぶことができます。
また契約時の固定金利期間は3年、5年、10年、15年、20年から選ぶことができますが、期間終了後に選ぶ時は3年、5年、10年から選ぶことになります。
変動金利を選んだ場合でも、期間中いつでも固定金利に変更可能です。
ただし、固定金利の期間中は変動金利に変更することはできないため注意してください。
2021年1月の金利は以下の通りです。
金利プラン | 金利 |
変動金利 | 年2.675% |
固定金利(期間3年) | 年2.85% |
固定金利(期間5年) | 年3.15% |
固定金利(期間10年) | 年3.15% |
固定金利(期間15年) | 年1.30%(最優遇金利) |
固定金利(期間20年) | 年1.30%(最優遇金利) |
※2021年1月現在
たんぎん住宅ローンは、以下の条件を満たすと割引金利を受けることができます。
- 給与振込を利用し毎月5万円以上振り込みがあるor年金振り込みがある:▲年0.10%
- 五大公共料金および税金の口座振替を3項目以上取引しているorバンクカードおよびカードローン契約している:▲年0.05%
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の手数料
たんぎん住宅ローンを利用した時にかかる住宅ローン手数料を一覧にしました。
【融資事務手数料】
55,000円~440,000円
(手数料定率方式を選択した場合は融資金額×1.65%~融資金額×2.75%+220,000円)
【固定金利特約手数料】
11,000円(スタート時は不要)
【繰り上げ返済手数料】
固定金利期間中に繰り上げ返済等を行う場合の手数料
- 全額繰り上げ返済 33,000円
- 一部繰り上げ返済 22,000円
変動金利期間中に繰り上げ返済を行う場合の手数料
- 全額繰り上げ返済 11,000円
- 一部繰り上げ返済 7,700円
一部繰り上げ返済を無料にしている銀行もありますが、たんぎん住宅ローンは
- 固定金利選択時で33,000円
- 変動金利選択時で7,700円
の手数料がかかります。
繰り上げ返済する際は注意したほうがよいでしょう。
全額繰り上げ返済、一部繰り上げ返済共に手数料は変動金利期間中のほうが安くなっているため、繰り上げ返済を頻繁に行うようであれば、変動金利を選択したほうがよいかもしれません。
【保証料】
融資額100万円の場合
- 10年 3,705円~15,882円
- 15年 5,233円~22,427円
- 20年 6,632円~28,423円
- 25年 7,891円~33,819円
- 30年 9,005円~38,594円
- 35年 9,976円~42,756円
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の審査項目
たんぎん住宅ローンの審査項目を一覧にしました。
借入期間 | 最長35年 |
借入金額 | 1億円以内(前年度の税込年収の一定比率以内) |
年齢 | 申し込み時および、融資実行時の年齢が満20歳以上満71歳未満で、最終返済時の年齢が満80歳未満 ※全国保証株式会社の保証付の場合は、申し込み時および、融資実行時の年齢が満20歳以上65歳未満で最終返済時の年齢が満80歳未満 |
職業、年収、勤続等 |
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健康状態 | 団体信用生命保険に加入できる方(保険料は但馬銀行が負担) |
資金の使途 |
|
対応地域 | 記載なし |
その他 |
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申し込み条件を65歳未満にしている銀行も多い中、満71歳未満まで申し込みできるのは大きな魅力でしょう。
申し込み年齢の幅が広ければ、安心して申し込みできますよね。
全国保証株式会社の保証付であれば、年収100万円以上から申し込みが可能というのもポイントでしょう。
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の審査期間
たんぎん住宅ローンを利用するためには、まず事前審査の申し込みを行わなければなりません。
インターネットからの申し込みには対応していないので、店舗に出向いて申し込む必要があります。
事前審査の申し込みを行うと、2日~3日程度で審査結果を知らせる電話がかかってきます。
次に正式審査の申し込みを行います。
正式審査にかかる時間は2~3日程度です。
正式審査で融資可能と判断された後は契約の手続きを行い、問題なく手続きが終われば融資してもらえます。
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」の団体信用生命保険、特約
たんぎん住宅ローンは、団体信用生命保険に加入することが利用する時の条件となっています。
保険料は但馬銀行が負担してくれますが、以下の場合基準金利に0.1%〜0.6%上乗せすることになります。
団体信用生命保険の保障内容や種類は以下の通りです。
※但馬銀行のパンフレットより引用
様々な種類がある中で、ダブルサポート団信が一番手厚い内容になっています。
残債一括返済保障であれば、死亡保障からがん保障、生活習慣病など様々な保障がついています。
3大疾病保障特約付団信は、死亡・高度障害保障とがん保障、2大疾病保障がついたプランです。
がん保障特約団信は、がん保障に特化したプランでがんと診断された場合と余命6ヶ月以内と診断された時、死亡もしくは高度障害になった時に保障が受けられます。
夫婦連生団信と一般団信用は、死亡・高度障害のみのプランとなっています。
8大疾病保障付保険は、がん保障や2大疾病保障などが受けられますが、最長12ヶ月など一定の条件があるので、事前に確認しておきましょう。
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」のサポート体制
但馬銀行は、コンサルティングプラザ・ローンセンターで住宅ローンの相談を受け付けています。
豊岡市や姫路市、神戸市など様々な場所に11店舗設置されているので、住宅ローンのことで相談がある時は訪れてみましょう。
定休日はなく、営業時間は10:00~17:00の店舗が多いですが、店舗によって変わるため事前に問い合わせておくと安心です。
ローンセンターが身近にない場合も、相談ダイヤルが用意されているので電話で問い合わせや相談ができます。
相談ダイヤルの受付時間は9:00~17:00で、土日祝日は休みです。
但馬銀行の「たんぎん住宅ローン」に向いている人
但馬銀行のたんぎん住宅ローンは、年収が低くて住宅ローンを利用できるか不安を抱えている方におすすめです。
条件はありますが、年収100万円以上から申し込み可能となっているので、年収が低い方でも融資を受けられるチャンスがあります。
また、個人事業主でも申し込みできるので、個人事業主の方で家を立てようと思っている方は申し込みしてみるとよいでしょう。
金利や保証料、手数料などは若干高めですが、融資可能額が高く設定されているのが魅力です。
多少保証料などが高くても、たくさんお金を借りたいという人に向いた住宅ローンと言えるでしょう。
申込み条件の幅が広い但馬銀行のたんぎん住宅ローン!
但馬銀行のたんぎん住宅ローンは、申込み条件の幅が広いというのが大きな魅力です。
年齢の条件は満20歳以上満71歳までと幅が広いですし、全国保証株式会社の保証付であれば、年収100万円から申し込みできます。
他の銀行に申し込みをして年収や年齢のせいで断られてしまった人も、融資を受けられる可能性があるので申し込みしてみてはどうでしょうか。