住生活マガジン「いえーる すみかる」にて、理想の同棲生活についてたっぷり語って頂きました。(いえーる すみかる編集部)
こんにちは! ライターのさえりです。
突然だけれど、一つ言わせて欲しい。
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突然すぎて「どうしたどうした」と戸惑いを隠せないみなさんのことを置いて、
この記事はスタートするわけだが、わたしは昔から「同棲」への憧れが強い。
もちろん相手はいない。相手がいないから憧れは高まるのだ、言わせるな。
同棲するなら寝室は別々が理想。お互い自分の部屋があって、休日は手先の器用な彼は部屋でなにかを創ったりしていて、わたしも部屋ですきな音楽聴いて、「おじゃまします」って言いながら彼の部屋に紅茶持って行って、夜中になったら「ね、今日はここにお泊まりしていい?」って聞くって決めてるんだ…
— さえりさん (@N908Sa) 2015年12月23日
@N908Sa
たまに彼が部屋に来て「今いい?」「なになにー?どーぞ!」「俺、ここで本読んでていい?」「いいよー、じゃあ隣で作業しよーっと」と2人でわたしの部屋のソファに移動して、右肩に彼の体温を感じながら、黙々と各々の時間過ごすって決めてる…そう決めてるんだからね…— さえりさん (@N908Sa) 2015年12月23日
@N908Sa 言い忘れたけど、3日連続でお泊りした後は「…あれ?今日はお泊りしないの?」「うん、今日は自分の部屋に帰る」「なんだ、さみしいな」って頭撫でられたあと、おやすみって軽くちゅーして、部屋に戻って布団の中から「おやすみ」ってメールし合うとこまでこみこみプランでよろしく…
— さえりさん (@N908Sa) 2015年12月23日
@N908Sa リアルな妄想してるだろ。ウソみたいだろ。同棲したことないんだぜ。それで。
— さえりさん (@N908Sa) 2015年12月23日
わたしはもう7年も一人暮らしをしているので、そもそも家に帰って誰かがいるなんてそれだけでも羨ましい。
さらに、人がいるだけでなくそこにはパンケーキよりも甘いワンダフルな生活があるはずで、考えただけでもよだれが出る。
せっかくなので、理想の同棲生活について語らせて欲しい。
理想の同棲生活、朝はこう。
「おはよう」
彼がベッドに腰掛けて、まだ寝ているこちらを撫でてくれるところから二人暮らしの朝は始まる。
どうにもこうにも朝の弱いわたしを理解してくれて、朝ごはんを作るのは朝に強い彼が担当。
ふわふわと髪を撫でながら、「そろそろ起きなきゃだよ?」と優しく声をかけてくれる朝。
欲しすぎる。
「今日の朝ごはんなに……?」
「今日はねぇ、具沢山お味噌汁」
「最高。胃にしみそう……」
「おいしくできたから、起きておいで?」
生活を引き上げてくれる彼ってさいこう。
同棲を始めたきっかけ
そもそもそんな彼との同棲を始めるきっかけは「二人ともたまたまマンションの更新月が迫っていたから」とかそういう自然なやつがいい。
次どこに住もうかな〜って何気なく言ったら、付き合って1年近い彼が「僕も更新迫ってるんだよね。一緒に住まない?」って誘ってくれるわけ。
「え」
「もっと一緒にいられたら嬉しいなって」
こんな風に誘われて、次の土日には一緒に不動産屋さんに行って、
担当者さんが「いまねぇ、びっくりするくらいいい物件が空いたばっかりなんです」と言ってきて。
でたでた営業トーク。とか思ってたんだけど、見せてもらったらそれが最高なわけですよ。
5階で窓が広くて南東の二面採光。窓から見えるのは公園。駅から徒歩5分の1LDK。
「窓広い!」というのがわたしの気に入りポイントで、「浴室乾燥がついていること」が彼の気に入りポイント(なんせ彼は服をあまり持っていない。梅雨になかなか乾かないと致命的)。
ふたりで夜中にお布団に入って真っ暗な天井を見ながら
「あのおうちどうだった?」
「よかった。どうだった?」
「よかった」
と、確認しあって翌日には「そこにします」と連絡をして、運が私たちの味方をしてくれている最高ひゃっほー! な自然な流れで同棲を始めるわけです。
引越し準備も面倒だなぁと思っていたけど、段取りを決めるのが得意な彼が「はい、じゃあ今日はキッチンをやりまーす!」とか「僕は服を詰めるから、きみは本を詰めてね」とか指示してくれて(頼もしい……)とか思うんだよね。
それで引っ越し初日も、思っていたよりもスムーズに荷ほどきできて、将来長い目で見ても一緒にいられそうだな〜って同棲1日目にして思ったりして。
強いて言えば、ベッドが届く日にちが少し遅れてしまって2日だけかたい床で寝る羽目になってしまったけど、そこも彼と「かたいー」「からだいたいー」とか言い合って笑っていればなんなくやりすごせるわけですよ。
あぁいいな、二人暮らし。