特売でで野菜をまとめ買いしたものの、使い切れずダメにしてしまった…誰しもこんな経験、一度はありますよね?
そんな時利用したい冷凍保存、みんなどれくらい使っているのでしょうか?専門家による、上手な冷凍保存のアドバイスも参考にしてみてください!
6割が常備菜をホームフリージング!
冷蔵庫などの家電を製造・販売するアクア株式会社が、“常備菜”※について、既婚女性500名に調査を実施しました。
※日持ちする食材であらかじめ作り置きし、冷蔵庫などに常備する料理。主におかずとして食卓に並ぶもの(きんぴらごぼうなど)。
“常備菜”を作ったことがあるという人は約7割。
「現在も作っている」「時々作っている」人は約半数という高い結果になりました。
さらに、“常備菜”をホームフリージングしたことのある人は6割。
“常備菜”を冷凍保存したことがない人に、「きんぴらごぼうやミートボールなどは、冷凍すると約3週間程度保存できる」と例を提示すると、62%が「ホームフリージングをしてみたい」と回答しました。
冷凍庫が小さいという現実問題も
冷凍庫のサイズに不満がある人は約4割という結果に。「まとめて弁当のおかずを作っても冷凍庫に入らない」など、冷凍庫のサイズが“常備菜”を作る量に影響していることがあるようです。
また、“常備菜”を腐らせてしまった経験がある人も多く、その割合は約3人に1人(32%)にのぼります。
おいしい冷凍のコツを“冷凍王子”がレクチャー
“冷凍王子”こと、冷凍生活アドバイザー、西川 剛史さんによる冷凍保存のコツをご紹介します。
4人家族の家庭で発生する食品ロス(食べられるのに捨てられてしまう食品)の金額は、一年間でおよそ6万円と言われています。
食品ロスは経済的デメリットや環境問題、食育の観点でも問題視されています。「冷凍」を活かせば、そんな食品ロスも抑えられます。
上手な冷凍保存のコツは3つ。
1,鮮度の良い状態で、とにかく早く冷凍すること。
2,ラップや保存袋などに包んで乾燥を防ぐこと。
3,予冷したり、薄く平らにしたりして、すばやく冷凍すること。
時短も冷凍のメリット。カットなど下処理をして冷凍すれば、使う時に簡単ですし、おかずを冷凍しておけば、あと一品欲しい時にも簡単に追加できます。
冷凍する常備菜は、炒め物や酢漬け、マリネなどが向いています。冷蔵や常温では傷みやすい料理も、冷凍なら常備菜として扱えるのは魅力です。
また、使いやすいように冷凍したり、定期的に冷凍食材をまとめて使えるメニュー(みそ汁、カレーなど)も取り入れ、溜めずに使うことも大切です。冷凍を活用し、健康で豊かな食生活を実現してくださいね。
賢く冷凍!がこれからの常識
アクア株式会社の家電ブランド「AQUA」では、たっぷり冷凍収納できる大容量フリーザーや、あつあつのご飯も冷凍できるフリージングボードなど、機能的な冷蔵庫が続々と発売されています。冷凍保存を上手に利用して、賢い時短ライフを楽しみたいですね!
【専門家プロフィール】
西川 剛史:冷凍生活アドバイザー
大学卒業後、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍王子としてメディアに多数出演。2015年には日本で初めて冷凍食品セレクトショップ「ベフロティ」をオープン。著書に「もっとおいしくなる超・冷凍術」(洋泉社)など。「冷凍生活アドバイザー養成講座」の開講など、新たな活動や事業を積極的に行っていらっしゃいます。
【アンケート概要】
調査期間:2017年9月5日~6日
調査対象:30~50代 既婚女性 500名(有職・無職均等割付)
調査方法:インターネット調査
AQUA公式ホームページ:http://aqua-has.com/