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今売ってもいい?データから見る不動産売買のポイントと不動産市場の見通し

住宅購入について

不動産は買いどき、売りどきどっち?

住宅の購入や売却は、個人の場合、結婚や転勤などライフステージや生活の変化にともなって行われることが多いです。

しかし、できるなら安い価格で購入して、高い価格で売却したいもの。
今現在、不動産は買いどき、売りどき、どちらの時期にきているのでしょうか。
野村不動産アーバンネット株式会社の実施した『住宅購入に関する意識調査』から、最近の不動産価格の動向を確認してみましょう。

不動産の購入と売却で注目したいポイント

不動産の売買ポイント

不動産を購入、また売却する前に

『このまま変わらないかもしれない』『または一気に価格が下落してしまうかもしれない』不動産価格の変動の予測は素人ではなかなか難しいものです。
しかしある程度の予測を立てることはできます。
不動産の売買において注目したい3つのポイントをご紹介します。

1.不動産価格の動向

購入したいエリアでの不動産価格がこれまでどのように変化してきたか、今後の価格の動向を知るためには重要なことです。

その他の要因で変化することもありますが、上昇し続けているなら、今後も上昇するだろうなどと予想を立てることができます。

2.金融機関の融資

金融機関が融資に積極的であれば、その分不動産の購入はしやすくなります。
低金利や住宅ローンの期間の変化などにも注目したいです。

3.税制改正による制度の変化

不動産購入などに関して、条件が揃えば税金の優遇を受けられる場合があります。
事前にどのような優遇があるか知っておくことも大切ですが、期間限定の制度なのか、いつまで続く制度なのかは把握しておきたいです。
税制改正によって、不動産価格に影響が及ぶ場合もあります。

今後の不動産市場の見通しは?

野村不動産アーバンネット株式会社の行った『住宅購入に関する意識調査』から、今後の不動産市場の見通しについて考えてみましょう。

今後の不動産の価格はどうなる?

不動産価格について

不動産価格は「下がる」が多数


今後の不動産価格については、不動産価格が上がるに対して、下がると思うという意見が増加しています。
理由は、空き家問題や少子高齢化問題で不動産が過剰になるエリアが出てくると予想されているため。

しかし、一方で東京オリンピックや都市部への人口流出によって、都市など一部では価格が上昇するも、地方では下がるのではという意見もありました。

不動産の買いどきは今?

やや買いどきという声が多い

買いどきか買いどきでないかはほぼ同率


不動産の買いどきについては買いどきだと思うが一歩リードする形ではあるものの、買いどきだと思わないとほぼ同率でした。

買いどきでない理由トップ3は、『不動産価格が高くなった』『今後下がると思うから』『景気の先行きが不透明』というもの。
一方、買いどきだという理由には『住宅ローン金利が低い』『消費税の引き上げ』『住宅ローン金利が上がるかもしれない』という意見が多く見られました。
特に、買いどきだと感じている方は、低金利の今だからこそ購入しておきたいという思いがあるようです。

住宅購入で気になる住宅ローン金利

金利が下がるのではという意見は少数派

ほとんど変わらないが半分


買いどきだという意見に住宅ローン金利のことが挙がってきましたが、住宅ローン金利の今後についてはどうでしょう。
アンケートでは、今後ほとんど変わらないという意見が半数を超えていました。

そのためか、選択したい金利は、固定期間選択金利に次いで、変動金利という結果に。
今後も金利が安定したままだろうという期待が感じられます。

不動産は今売っても大丈夫?

売りどきだと感じる人が多数

今が不動産を売るチャンス?


住宅を購入する人もいれば、売る人もいる訳ですが、アンケートでは不動産の売りどきは今と回答する人が多く見られました。

好条件での売却がポイント

住宅売却は今がチャンスかも?


住宅購入などに繋がる部分もありますが、一部エリアでの不動産価格の上昇、今後の不動産価格下落の見通しなどが影響を与えているようです。

不動産の売却や購入で大事なタイミング

時期によっては大きく変化することもある不動産の価格事情。
住宅を購入する場合、または売却する場合には、買いどきや売りどきについてもしっかり見極めたいものです。
ライフスタイルの変化を機に考えるのも良いですが、不動産市場の現状を把握することでスマートに不動産の購入や売却を行なえます。

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