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建売住宅の賢い選び方と4つの注意点。性能・保証内容を重視しよう|建売マニアvol.2

2017/03/04

建売マニュアル

マイホーム購入や子育て、ワークスタイルに関する情報を「辛い人生がちょっとだけ「楽」になるスパイスを、あなたに。」というテーマで発信するブログ「ザク男爵プレゼンツ」を運営するザク男爵。自身が建売住宅を購入した経験を元に、建売住宅を購入する段取りや注意点についてシリーズで語っていただきます。(いえーる すみかる編集部)

こんにちは、ザク男爵でございます。皆様のご愛読のおかげで「ザク男爵の建売マニア」も2回目の連載を迎えることができました。ありがとうございます。

vol.1はこちら:3ステップで理解する建売住宅購入の流れ

しかし建売住宅って、どれも同じような家に見えませんか?
デザインも外観もなんとなく似ている。さらに内覧会をしたら、内装も間取りもそっくり・・・。そんな経験、ありませんか?
実は私も地元栃木で建売住宅を買いましたが、近所には似たような外観の家がちらほらと・・・。さらには同じハウスメーカーの建売住宅を買った知人の家は、私の家とほぼ同じ外観・内装でした。全くもって見分けがつきません。
しかし見た目は似ている建売住宅ですが、その中身(性能・保証内容)は全然違いますし、購入する方法(取引形態)によって支払うお金も変わってきます。実に奥が深い世界なのです。
では賢く建売住宅を選ぶには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

建売住宅といっても、どんな家があるかわからないですよね…
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購入方法による違いで、支払うお金が変わる

建売住宅を選ぶ時はついつい家本体に目が行きがち。それは家を探しているのだから、当然ですよね。
でも家よりも、もっと見て欲しいところがあるんです。
それは建売住宅の取引形態です。「ハウスメーカーから直接買う」のか、「不動産会社の仲介で買う」のか、であります。これによって同じ物件でも支払うお金が結構違ってきますからね。

不動産会社の仲介で買うと、仲介手数料が発生する

不動産会社の仲介で建売住宅を購入すると、物件価格に対して「3%+6万円」という仲介手数料が発生致します。
これはですね、びっくりですよ。「すごい親切な不動産会社でよかったなー」と思った最後に、「では、こちらが概算です」と渡された見積書を見てびっくりするのです。「この仲介手数料とはなんぞや?」って。
例えば物件価格が3,000万円の建売住宅を購入する場合、仲介手数料は、「3,000万円×3%+6万円=96万円」、という計算になります。
そう、この物件を仲介してもらう為に、96万円、お支払いしなくてはいけないのです。
どうでしょうか、この金額、お安いですか、高いですか?私は「ああ、このお金があれば新車のバイクが買える・・・」なんて思っちゃいますけどね。
でもご安心下さいませ。不動産会社によっては、この仲介手数料を値引いてくれるケースもありますよ。会社によっては、仲介手数料をゼロ円にしてくれるかもしれません。(ただし不動産会社によります。)
仲介手数料が気になるなら、担当者に値引きの件を率直に伝えてみた方がいいかもしれません。家は決して安くない買い物なので、後悔しないように言いたいことは我慢しない方がいいですよ!

ハウスメーカーから直接買えば、仲介手数料はかからない

でも建売住宅には、家を建てたハウスメーカーから直接買える物件もあることはご存知でしょうか。
特に大手パワービルダー(家をたくさん建てるハウスメーカー)系の建売住宅では、直販していることも多いのです。
ハウスメーカーから直接買えれば、先程の仲介手数料は支払う必要はありません。ゼロ円です。値引き交渉の必要性すらありません。
仲介手数料は決してお安くない金額でございます。払う必要性、払う価値をしっかり考えて納得した上でお支払いしたいものですね。

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