すみかる住生活版

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3割の土地が有効に使われていない!?土地活用について考えてみよう

使われずに雑草が生えた土地

使われていない土地は意外と多い


土地を持っているけれど活用していない人はどのくらいいるのでしょうか?
株式会社シースタイルが運営する不動産関連の比較査定サイト『スマイスター』が行った調査によると、相続や譲渡によって土地を手に入れた人は意外と多いことがわかりました。

さらに、その土地が利用されず遊休地(どのような用途でも使われていない土地)となっている場合も多々あるようです。
調査の結果を詳しく見るとともに、土地の活用方法について考えてみましょう。

【調査概要】
調査期間:2017年11月9日~12月1日
調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)
集計数:「スマイスター」を利用した20歳以上の男女全国583人

半数近くの人が土地を持っている

「土地を持っていますか?」調査結果の円グラフ

約半数の人が土地を所有


調査の結果、土地を持っていると答えたのは46.5%。半数近くの人が土地を持っていることがわかりました。
その土地の入手方法については、購入が66.1%ともっとも多く、次いで相続が38.7%という結果に。譲渡や競売で土地を手に入れた人もわずかにいました。

購入した目的は“家を建てる”が多数

「土地の購入目的は?」調査結果の棒グラフ

家を建てるために土地を買った人が最多


土地を購入した目的については、投資や転売などの収益用が15.4%、駐車場が2.6%。圧倒的に多かったのが『家を建てる』で50.6%でした。

さらに、家を建てるために土地を購入した人に、土地を選ぶ際にこだわった点を聞いてみると、『予算』、『立地・周辺環境』を挙げた人が最多で、次いで生活利便性や交通利便性、広さと続きます。決して安い買い物とはいえない“家”に対する夢と、家族の暮らしを支える大切な住まいへの思いが汲み取れるのではないでしょうか。

「家を建てる土地の購入ポイントは?」調査結果棒グラフ

予算と周辺環境が最重要課題!?

相続や譲渡したままの『遊休地』が3割以上にも!

家を建てるために土地を購入した人が多い一方で、遊休地になっている土地も少なくありません。今回の調査では、土地所有者の3人に1人が「遊休地になっている土地がある」と回答。

その理由は、相続や譲渡を受けたものの活用できず、そのままになっているなどが挙げられました。
遊休地を持つ人の中には、毎年の固定資産税が気にならない人もいますが、土地を維持するにも、活用するにもお金がかかってしまうのが事実。遊休地が悩みのタネになっている人も多いのではないでしょうか。

「遊休地になっている理由は?」調査結果の棒グラフ

相続したものの活用するのは難しい!?

土地の活用方法、1番人気は駐車場

次は土地の活用方法についての調査結果を見ていきましょう。
戸建て住宅や駐車場、賃貸アパートやマンションなどで、すでに土地活用をしている人は8.7%。今後、土地活用したいと答えたのは31.6%でした。これから土地活用をしようと考えている人は、どのような活用方法に関心があるのでしょうか。

「どんな土地活用に興味がある?」調査結果の棒グラフ

20~30代の1番人気は「駐車場」

年代によって違いはあるものの、駐車場、賃貸アパマン、戸建て賃貸の人気が高く、トランクルーム、商業系施設、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)などへの感心は低いことがわかりました。

自分に合った活用方法を探してみよう

土地を持っていても、どう活用していいのかわからなかったり、活用するのを面倒に思ってしまったりすることも多いでしょう。

土地のことで困った場合は専門家に相談すると、遊休地を有効に使える最良の手段が見つかるのではないでしょうか。
他のアンケート調査を見たい方、土地活用に興味のある方は『スマイスター公式サイト』をご覧ください。

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