鉄筋コンクリート造住宅ってどうなの？メリット・デメリットを調べてみた

2017/11/13

鉄筋コンクリート造のマイホームってどうなの？

RC造とも呼ばれる鉄筋コンクリート造の住宅。
木造と比べると冷たいイメージがありますが、打ちっぱなしのオシャレさを見て「鉄筋コンクリート造っていいかも…」と思ったことはありませんか？

鉄筋コンクリート造のメリット・デメリットを知って、マイホーム選びの参考にしてくださいね。

鉄筋コンクリート造の特長

鉄筋コンクリートは、主に鉄筋とコンクリートでできています。
鉄筋は、錆びやすいかわりに引張力（引っ張られる力）に強く、コンクリートは圧縮力（圧縮される力）には強い代わりに引張力には弱いという特徴が。
鉄筋とコンクリートがそれぞれが補いあうことによって、耐火性・耐久性の高い建物となります。

鉄筋コンクリート造の特長が分かったところで、メリット・デメリットを見ていきましょう。

鉄筋コンクリート造のメリット

地震や火災に強く、保険が安くなりやすい
形状の自由度が高く、幅広いデザインに対応できる
防音性が高い
気密性が高く、断熱材・遮熱材との組み合わせで高い断熱性を得られる
耐久性が高い（法定耐用年数が47年）ので長く住める

鉄筋コンクリート造のデメリット

重量のある素材のため、弱い地盤には向かない（地盤改良が必要）
木よりも熱伝導率が高いため、適切な断熱対策を行わないとヒートブリッジ（*）が起きる
木造に比べて増改築が難しい
木造に比べて解体費が高くなる

*ヒートブリッジ…局所的に熱が逃げてしまうことで、熱橋とも呼ばれます。断熱材により対策が可能。

RC造とSRC造はどう違うの？

「マイホームはマンションで！」と考えている人や、賃貸でマンションを借りたことのある人なら『RC造』、『SRC造』という言葉を見かけたことがあるかもしれません。
簡単にですが、その違いをご紹介しましょう。

RC造とは、鉄筋コンクリート構造のことを意味しており、その特徴については前述しているためここでは省きます。

SRC造とは、鉄骨鉄筋コンクリート構造のことです。
その構成は、主に鉄骨と鉄筋とコンクリート。
RC造の鉄筋部分の芯に鉄骨が入るため、耐火性・耐久性がRC造より高く、高層マンションなどに向いています。

鉄筋コンクリート造の戸建てリノベーション物件が登場

木造に比べて耐久性の高い鉄筋コンクリート造なら、中古でもより安心して住むことができそうです。
そこで目を付けたいのが、鉄筋コンクリート造のリノベーション物件。

名古屋で生まれた、温かみのある鉄筋コンクリート造のリノベーション物件をご紹介します。

まるで新築！インスペクション検査済みも嬉しい

キッチンだってピカピカ

今回ご紹介するのは、株式会社リアル、ファーバルデザイン代表一級建築士の川辺氏、エステイトジャパン株式会社がコラボして出来上がった物件。

築37年と言われると「ちょっと古くない…？」と思ってしまうところですが、まるで新築のような仕上がりです。
しかも、インスペクション検査済み。
中古物件で気になる建具や水周り設備も新品に交換されているため、安心感が違います。

物件概要

所在地：名古屋市名東区香流2丁目1406
構造・規模：鉄筋コンクリート造2階建
築年月：1980年(昭和55年)8月
敷地面積：132.23m2(39.99坪)
建物面積：116.65m2(35.28坪)
1F面積：63.57m2(19.83坪)
2F面積：53.08m2(16.05坪)
建築士：川辺勝也氏(株式会社ファーバルホーム　代表取締役)に設計デザインを依頼
販売：大海晃裕氏(エステイトジャパン株式会社　代表取締役)に販売代理を依頼