すみかる住生活版

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「知らないから、不安」をなくす。家を購入するダンドリを確認しよう!

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家を購入するのに、不安がない人なんていない

家を買った経験のない人にとって、その手順はわからないことだらけです。
事前に購入のダンドリを把握することで、初めての心配を減らすことができますので、全体の流れをまとめてみました。

大まかな段取りを簡単に見ていきますが【新築】【中古マンション・戸建て】【注文住宅】などによって、それぞれ異なる性質がありますので、整理しながら見ていきましょう。

  1. 「希望の住宅」と「資金計画」について話し合う
  2. 物件の見学と絞り込み
  3. 購入申し込みと住宅ローンの事前審査(仮審査)
  4. 重要事項の説明と売買契約(注文住宅の場合は請負契約)
  5. 住宅ローンの申し込み、契約
  6. 残金決済と鍵の引き渡し
  7. 引っ越し・入居

①「希望の住宅」と「資金計画」について話し合う

どんな家に住みたいのか、まずは家族で話し合いましょう。
通勤や通学にかけられる時間、買い物や病院などの利便性はどうか、子供が小さければ子育てする環境は整っているか?などです。

あらためて口に出すことで、意外と夫婦に相違があったりすることも。
家を買うことがゴールではなく、住み始めてからが何十年も住み続けるものです。
将来のライフプランも考えて、きちんと話し合いましょう。

資金計画によっては、購入できる土地や建物が変わってきます。
本やインターネットで下調べをしたり、不動産屋さんを訪れ、希望の住宅について相談してみましょう。
担当者から直接アドバイスを聞くことで、見落としがちな購入知識が身に着くこともあります。

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②物件の見学と絞り込み

●新築マンション・注文住宅 新築戸建てを希望する場合
モデルルームやモデルハウスを見学してみましょう。
未完成のマンションでも、モデルルームが内見できるところがあるので、積極的に情報収集!

注文住宅の場合は、家を建てる施工会社(ハウスメーカー、工務店、設計事務所など)を探します。
土地探しを優先する場合もあるので状況に応じて探しましょう。

●中古マンション・中古戸建て を希望する場合
どんな家が欲しいか、場所はどこにするか、大まかなイメージができたら、不動産会社に行って物件を紹介してもらいましょう。
すぐに気に入った物件に出会っても衝動的な契約は避け、ほかの物件と見比べることで、最終的に納得したうえで購入ができます。
気になる物件を見つけたら、どんどん足を運んで理想の住まい像を固めていくとよいでしょう。

この時に注意が必要なのは、あまりに細かく条件を絞りすぎると、合致する物件に出会うことが出来ず、「いつまで家探しを続けなければならないの?」と不安になることも。
これだけは譲れない!という、いくつかの思いを大切に、広い視野で物件を探しましょう。

 

③購入の申し込みと住宅ローンの事前審査(仮審査)

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「この家に住もう!」と決断したら、不動産会社が用意した「購入申込書」に署名押印をします。
この書面は購入の意思を示す物で、ほかの購入者に対して、優先順位を確保するためです。

これによって売買契約がなされた訳ではないので、後に撤回することも可能ですが、これにより多くの人たちが動くことになります。安易に考えず、十分に考えて決断しましょう。

不動産会社に購入の意思を伝えたら、担当者と相談し、住宅ローンの事前審査を金融機関へ依頼します。
「購入の申し込み」から「売買契約」を結ぶまで、通常1~2週間ほど間をあけて「事前審査」が行われます。

もし、審査が否認された場合は何らかの事情があるわけなので、それを解消するか、資金計画の見直しが必要となります。
その原因については不動産担当者とよく話し合うことで、アドバイスしてくれるケースもあります。

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