夫婦共働きが当たり前の世の中になるにつれて、家事を分担する家庭が増えてきました。
しかし、『結局家事の負担は妻に偏ってしまう』という家庭はまだまだ多く、完全分担はなかなか難しいようです。
実際のところ、男性はどの程度の家事を担っているのでしょうか?
今回は、株式会社 東北新社が運営するメディアサイト『家men』が全国の20~40代の既婚男性2,444名を対象に行った『家族を持つ男性の幸福度』の調査結果を紹介します。
男性の家事に対する意識がはっきりわかりますよ!
トップは佐賀県!地域別にみる男性の幸福度
自分の家庭生活における幸福度を100点満点で採点してもらったところ、全国の平均点は72.4点でした。
79.3点の佐賀県がトップで、以下新潟県・沖縄県・島根県・北海道と続きます。
一方、最下位のあたりを見ると、47位の岩手県、45位の青森、44位の宮城など東北地方の県が目立ちます。
幸福を感じる瞬間には『家族がいるだけで楽しい』、『家族の笑顔に癒される』などを挙げる人がいました。
家事を2時間弱すると幸福度もアップ?
実際のところ男性はどれくらい家事をしているのでしょうか?『働いている日』と『働いていない日』、それぞれに分けて調査が実施されました。
『働いている日』の家事時間は30分未満と答えた男性は約半数で、満足に家事ができていない様子がうかがえます。
『働いていない日』は45~60分未満で家事をしている男性が最も多く、休日は積極的に家事に関わろうとする姿勢が伝わってきますね。
さらに、家事時間別の幸福度を見ると、『働いている日』は60~75分未満、『働いていない日』は105~120分未満の家事をしている男性の幸福度が最も高いという結果になりました。
長時間家事をしている男性の幸福度が高いようです。家庭生活に幸福感を感じているからこそ、家事に積極的に参加しているのかもしれませんね。
毎日する家事は『ゴミ出し』、幸福度の高い家事は『窓ふき』
『働いている日』でも『働いていない日』でも、『ゴミ出し』をする男性が目立ちました。
出勤の際、ゴミ捨て場に立ち寄りやすいので頼まれる男性が多いのかもしれません。
『食器洗い』をする男性も多く、目につきやすい家事である食器洗いは、取り組みやすいのでしょうか。
家事別幸福度ランキングを見ると、男性は『窓ふき』をするときにもっとも幸福を感じているようです。
窓をきれいにすることで採光が増え、家の中も明るくなるので、ハッピーな気持ちになれるのかもしれませんね。
しかし、窓ふきをしている男性は、わずか数パーセントで決して多いとはいえません。
これから家事の時間を増やしたいと考えている男性は、窓ふきにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
『家men』を見て生活の質をあげよう!
男性の家事に対する意識は意外と高いことがわかりましたね。
家族を持つ男性の幸福度調査を行ったメディアサイト家menでは、『オトコたちの家事を楽しく。毎日を楽しく。』をコンセプトにさまざまな情報を提供しています。イクメンを目指す男性にもおすすめですよ。
家menサイトURL:https://ie-men.jp