京都駅から歩いて15分程度にある京都水族館では、初夏の風物詩としてほたるをテーマにしたイベント「ほたるの夜」が開催されます。「ほたるを子どもたちに見せてあげたい」と思うパパやママ、必見ですよ。気になるイベントの詳細をみていきましょう。
6つのイベントと体験プログラムを実施
2017年6月3日(土)~7月9日(日)の間に開催される「ほたるの夜」では、営業時間を20時まで延長する他、さまざまな体験プログラムも提供しています。
1.ヘイケボタルを特別展示
池や水田に生息しているヘイケボタルを4つの水槽で展示しています。その数はなんと約160匹にも及ぶとか。
10時から16時30分までは日中の様子が、夕方18時以降には、水槽の中で柔らかな光を発するほたるが観察できます。その美しさに、思わず時が経つのを忘れてしまいそうです。
日中と夕方の違いもぜひチェックしてみてくださいね。
2.ほたるの光について解説パネルの展示
「どうしてほたるは光を放つの?」という素朴な疑問や、「ゲンジボタルとヘイケボタルの光り方の違いは?」など、生態にについて学べます。
開催場所は「京の川」エリア。大型モニターに映し出して映像とともに解説してもらえるため、視覚的にもわかりやすいでしょう。これらの解説を聞くと、ほたるの生態に詳しくなれるかも。親子でなるほどと思うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
3.館長が解説する「ほたるがたり」体験プログラム
「ほたるがたり」では、京都水族館の下村実館長がほたるのあれこれについて解説してくれます。小さなビンにほたるを入れて、近くで観察しながら解説してくれるので、自分で観察しているだけでは気づかなかった発見もあるかもしれませんね。
定員は各回5組(1組2名まで)なので、じっくり話を伺うチャンスです。
- 開催期間 : 2017年6月3日(土)~7月9日(日)の土日(17日(土)・18日(日)を除く)
- 開催時間 : 19時15分~19時45分
- 開催場所 : 「京の里山」2階テラス
- 定員 : 各回5組(1組2名さままで)
- 対象 : 18歳以上
- 料金 : 500円/1名(税込み)(別途京都水族館への入場料が必要)
- 申込方法 : 「ほたるがたり」申込ページ
4.ほたるの光のような照明を作る「なりきりほたる」
LED照明が入ったカプセルに、自由に絵を描いてオリジナルの照明を作ります。出来上がったオリジナル照明を持って、暗い館内を歩くことも可能。ほたるの気分が味わえそうですね。大人も子ワクワクするイベントです。
- 開催期間 : 2017年6月3日(土)~7月9日(日)の土日
- 開催時間 : 16時30分~18時00分(最終受付17時45分)
- 開催場所 : 「京の海」大水槽(1階)横特設スペース
- 定員 : 各日先着100名
- 対象 : 全対象
- 料金 : 500円/1名(税込み)(別途京都水族館への入場料が必要)
- 申込方法 : 当日申込
5.「ヒカリの里山・夏 ほたるのゆうべ」
竹などの伝統工芸品を使い、ほたるの光をイメージしたイルミネーションが18時から点灯されます。樹木に羽を休めるほたるや、空中を舞いながら輝くほたるなど。ほたるの美しさをイメージした光の演出も楽しめるとのこと。
和のテイストが含まれたイルミネーションは、どのような光を見せてくれるのでしょうか。
- 開催期間 : 2017年6月3日(土)~7月9日(日)
- 開催時間 : 18時00分~20時00分 (最終入場19時00分)
- 開催場所 : 「京の川」「京の里山」
- 料金 : 無料(別途京都水族館への入場料が必要)
6.喉を潤す「ほたるのひかりソーダ」
めいっぱい楽しんだ後は、喉を潤す「ほたるのひかりソーダ」がおすすめです。オレンジ味の爽やかなソーダには、ひかる氷付き。視覚と味覚のWで楽しめる、爽やかな期間限定ドリンクです。
- 販売期間 : 2017年6月3日(土)~7月9日(日)
- 販売時間 : 11時00分~20時00分
- 販売場所 : 「ハーベストカフェ」
- 価格 : 600円(税込み)
おわりに
イベントに展示、体験プログラムと充実した時間を過ごせそうな「ほたるの夜」。ほたるは、普段なかなか見ることのできない生物です。だからこそ、親子で貴重な時間を楽しんではいかがでしょうか?ほたるを通して、自然環境について親子で語り合うこともできるかもしれません。