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【住みたい街ランキング】国内100都市で『成長の可能性』を秘めているのは

都市部とくらし

各都市で想像する豊かなくらし


日本でこれから成長していくのは、どの都市だと思いますか?
株式会社野村総合研究所では、未来の成長を考慮し100都市の中でランキング付けを行いました。

成長の可能性、ポテンシャルの高さから見える理想の都市とは?
ランキング上位の都市から、暮らしをイメージしてみましょう。

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成長の可能性の高い日本の都市ランキング

成長の可能性総合ランキング

  1. 東京都特別区部
  2. 福岡県福岡市
  3. 京都府京都市
  4. 大阪府大阪市
  5. 鹿児島県鹿児島市

人材の多様さや暮らしやすさ、魅力を総合すると一位に輝いたのは東京23区でした。
東京含め、大阪や福岡の中心部など各地方の都市部が目立つ結果に。

東京23区についてはこちらの記事も参考になります。
住みたい街ランキング「治安」編(東京23区)

ローカルの中心となる可能性を持つ都市

成長の可能性があるポテンシャルランキング

  1. 福岡県福岡市
  2. 鹿児島県鹿児島市
  3. 茨城県つくば市
  4. 愛媛県松山市
  5. 福岡県久留米市

ポテンシャルが高いということは、成長するための滞在能力をより秘めているということ。
総合ランキングと比較すると、ややローカル色の高い結果になりました。
これからは、ローカルな地域を視野に入れた住まい探しも良いかもしれません。

総合ランキング・ポテンシャルランキングの5位以下とその他ランキングの詳細はコチラ

都心以外にも魅力的な都市

総合ランクでは、東京都特別区部(東京23区)がトップとなりました。
しかし、地方には魅力的で住みやすい都市も多くあります。
今回実施された複数のランキングで上位にあがった都市のうち、5つをご紹介します。

幸福感を感じる街『福岡県福岡市』

福岡市天神

福岡市街地のようす


総合ランクでは2位、ポテンシャルランクで1位と高ランクに上りつめた福岡市。
高ランクの理由は、アクセスとビジネス環境が良いということ。
そして、幸福感や街への愛着、多様性が100都市の中でもトップに上がりました。

注目したいのが、空港から中心部まで約10分というコンパクトな都市設計。
そして、アジア圏を中心とした国際的な多様性を持った都市だということです。
スマートな移動や国際的な都市としての異文化コミュニケーションは豊かな暮らしを実現してくれます。
九州地方の中心都市として医療機関や教育機関が充実している他、『中高生夢チャレンジ大学』や『ミニふくおか』などの子どもの興味を刺激し創造力を育む体験事業なども多数。
福岡市の多様性を受け入れる気質も、はじめて移住をする人におすすめです。

福岡市の子ども情報は『ふくおか子ども情報』

大自然を望むコンパクト都市『北海道札幌市』

北海道札幌市

札幌市にある歴史的な時計台


全国100都市の中で、多様性を受け入れる風土としてトップに輝いたのが札幌市です。
日本国内でも移住者が多いと言われる札幌市。
魅力は北海道ならではの広大な自然と都市の両立です。
都市部の過度なストレスからフリーになりたいけれど、利便性は保ちたい。
まさにそんな人におすすめの都市。

雪遊びのスポットでもある『モエレ沼公園』に『札幌芸術の森』など、毎日でも足を運びたいスポットが多々あります。
ジンギスカンや乳製品など、おいしいグルメが充実しているのもポイントです。

札幌市の子ども情報は『さっぽろ子育て情報サイト』

移住者にやさしい街『長野県松本市』

北アルプスの風景

松本市から望む北アルプス


総合ランク8位、子育てしながら働きやすい環境ランクで1位を獲得したのが松本市です。
日本アルプスを望む自然豊かな風景は、住み心地の良いエリア。
医療機関や買い物の施設も揃っており、利便性も高いです。

注目したいのが移住者にやさしい街づくりをしているという点。
空き家を生かした『空き家バンク』に移住者支援が充実しています。
未来の子どものための、食や学習など『子どもの未来応援事業』といった子育てサポートや子どもにやさしい街づくりも嬉しいですね。

松本市の子ども情報は『はぐまつ』

コミュニティーが成熟した『鹿児島県鹿児島市』

桜島の風景

桜島を望む鹿児島市内


総合ランク5位、ポテンシャルランク2位に輝いたのは鹿児島市。
桜島や錦江湾を背景に、自然を感じる海に面した街です。
ランキング上位になった理由のひとつが、住民の生活の質の高さ。
地域間での絆やコミュニティーの成熟に関しては100都市中1位となりました。
都会では鈍ってしまいがちな近隣とのコミュニケーション。
鹿児島市なら、より密なコミュニティで子育てにも良い影響を与えるのではないでしょうか。

日常に癒しを与える温泉や食のほか、屋久島や種子島、指宿など観光スポットへのアクセスが良いのもポイントです。
休日も近場のスポットでサクッと楽しむことができます。

鹿児島市の子ども情報は『夢すくすくねっと』

多様性と利便性が魅力『茨城県つくば市』

筑波山から見た景色

日本でも有数の名山、筑波山


総合ランク6位、ポテンシャルランク3位はつくば市。
名山『筑波山』や『筑波研究学園都市』など科学と自然が融合した街です。
移住者や外国人が多い、寛容な雰囲気がある点では100都市の中でもトップ3位以内でした。

つくば市の魅力は、都心からのアクセスの良さもあります。
東京までは高速を利用して約50km、1時間もあれば着く距離です。
都市型の生活に魅力を感じつつも、少し離れた場所で暮らしたい人にぴったり。
自然にも科学にも近いので、子どもの創造力にも良い影響を与えるのではないでしょうか。

つくば市の子ども情報は『つくば市子育て支援情報システム』

地方都市で暮らすという選択肢

総合ランキングでは東京23区がやはり強い結果となりました。
しかしポテンシャルの高さや各魅力の面では、地方都市も捨てたものではありません。
自然や移住者・子育て支援の面で見ると、魅力的な都市も多くあります。
利便性の高い東京での暮らしも素敵ですが、地方都市で暮らすという選択肢も考えてみてはいかがでしょう。

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