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どこまで必要? 女性目線で賢く揃えるDIYアイテム

DIY

DIYと聞いて日曜大工を思い浮かべる人は多いでしょう。
インターネットではさまざまな道具や素材が紹介され、街中でもホームセンターやクラフト素材を扱うお店をよく見かけます。今や「DIY女子」という言葉が飛び交い、男性だけでなく女性の間でもちょっとしたブームになっているのです。

その反面、興味はあるけれど、たくさん工具を揃えると費用もかかるし、収納場所にも困ると思っている人もいるのではないでしょうか?
今回はDIYを始めてみようと思っている人から本格志向の人まで、目的ごとに役立つ工具をご紹介します。

初めてのDIYはネジ締めから

DIYとは、 ”Do it yourself”
「その道のプロではなくても自分でやろう」ということです。

でも、「一から十まで全て自分で」と気負う必要はありません。どこまでやるかは、人それぞれ違います。
私たちが日々の生活において、色々な便利な商品やサービスを使うように、DIYも必要に応じたサービスや工具を使えばよいのです。

何から始めたらいいのかと悩んでいるなら、まずはプラスとマイナスのドライバー持って、お部屋の中を見回してみましょう。

ネジが緩んでいる家具や建具はありませんか?緩んだネジを締め直すことも立派なDIYです。ネジ締めができたら、次のステップとして、組み立て式の家具にチャレンジしてはいかがでしょうか?

作業時間短縮、家具の組み立てにあると便利なアイテムたち

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写真:柳井風凛

通販やホームセンターなどで販売している家具の多くは組み立て式です。到着時に組み立てサービスを利用することもできますが、作業は溝にはめ込んでネジやボルトで締めるなど、特に難しいものではありません。また、説明書も付いていて、使用する工具が同梱されていることもあります。

ここで少しだけアイテムをプラスしてみましょう。作業効率も上がり、疲れも軽減できます。

女子こそ着用するべき、作業用の手袋

不慣れな作業をするときには、ついつい余計に力が入ってしまいがちです。また、長い時間工具を握ってまめができてしまうということもあるでしょう。そこで、オススメしたいのが、手のひらの膨らみ部分と指先部分が滑らないように加工されている作業用手袋の着用です。

着用すれば疲れ軽減、滑り止めがついていることで工具の扱いも楽になり、手の負担を減らすことができ、手荒れ防止や素敵なネイルの保護にもなります。手の甲の部分がメッシュの素材のものは、手のむれも防げます。

サイズが合わないものや、厚みがありすぎるものなど、着用したときに手の動きに違和感があるものは逆効果ですので、自分の手にあったものを選ぶことが大切です。

選ぶなら、グリップが太めのドライバー

女性は特に、場所を取らない小さなセットものを選んでしまいがちです。小さくて細いと握力の弱い女性には力が入りにくいため、不向きです。グリップ部分はある程度の太さと弾力があり、握りやすい形状のものを選びましょう。作業用手袋と合わせて使うと、無理な力を使わず作業効率がぐっと上がります。

また、ネジ穴を壊さないためにも、ドライバー先端はそのネジに合わせて選ぶ必要があります。先端を交換して使うタイプはコンパクトに収納でき、電動ドライバーと兼用で使えるものも多いのでオススメです。

強力な助っ人、電動ドライバー

組み立て式家具の多くは、下穴があいていますので、力の弱い女性でも手でネジを締めて組み立てることができます。しかし、たくさんのネジを手で締めるという作業は、やはり大きな負担になります。

そんな時には、電動ドライバーという力強い助っ人を検討してみてはいかがでしょうか。ホームセンターなどで、3,000円前後から販売されていますし、レンタルサービスを行なっているところもあります。

コードあり、コードレスはそれぞれ一長一短です。コードありのタイプは、電源を差し込めばいつでも使用が可能ですが、使う場所の考慮や延長コードが必要になります。バッテリーが搭載されていない分、本体は軽くなります。

一方でコードレスタイプの多くは充電式バッテリーのものです。使用する前に電池をあらかじめ充電しておく必要がありますが、最近ではバッテリー持ちがよく、小型で軽量なものも増えてきています。

自分に合わないものは、結局使わなくなってしまいます。コードレス、コードありのどちらにおいても、使い勝手や手に持ったときの重さ、指のフィット感も含めて選ぶとよいでしょう。

押さえの助手、クランプ

ボンドで板を貼り合わせるときや仮止めするときなど、手でずれないように押さえておくのは大変です。こんなとき、代わりにしっかり押さえてくれるのが、クランプです。手が空いた時間に他の作業をすることもできますね。大きさや形状も種類があるので、好みや用途に応じて選べます。

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