すみかる住生活版

メニューを開く メニューを閉じる

普段使いの調味料、視点を変えれば生活の質を変えるスパイスに

日本には昔から、調味料のさ・し・す・せ・そという言葉があるように、砂糖や塩、お酢に、醤油、そして味噌は生活必需品として愛用されてきました。

最近では鮮度にこだわった醤油や、食材に合わせて使い分けの提案をする、塩の専門店がオープンするなど、調味料に対する考え方も少しずつ変わってきています。そこで、アンケート結果を元にして身近な調味料について考えてみたいと思います。

よく使う調味料は?


インターネットの調査によると、よく使う調味料の8割を占めるのが、醤油と塩です。

醤油と言っても、メーカーによって味の違いがありますし、減塩タイプや、だしが入っただし醤油などはいろいろな料理に活用できると注目を集めています。塩は、肉や魚などのメインには欠かせないものですし、野菜や魚の下処理用として使用することも多いのではないでしょうか。

調味料の種類は?

常温で保存が可能な、砂糖や塩、粉末のだしの他、ケチャップに塩麹、ラー油や豆板醤など、考えてみると、調味料というカテゴリーは広いということが改めて分かります。何気なく使用しているこれらの調味料も、東北などの寒い地方になると、体を温めるための唐辛子やチリソースなどの香辛料系の常備率が高くなっていくというのも、地方ならではの知恵の一つ。

地方の特産品が売られているアンテナショップを見ても、実に多くの調味料が売られているので、その地域ではどのような特産品が取れるのか知ることにつながります。いつもは脇役となって食卓に花を添えてくれる調味料ですが、職場や学校、友人や知人の中で、好きな調味料について話してみると意外な発見があるかもしれませんよ。

さいごに

調味料は素材の持ち味を引き出してくれる他、調味料同士で足し算をすると、新たな味のハーモニーを楽しむことができます。マヨネーズにケチャップを混ぜると、日本風のオーロラソースの出来上がり。

普段使っているものだからこそ、遊心を持っていろいろな素材と調味料を使い分けると、生活の質を高めるスパイスになってくるかもしれません。あなたも自宅の冷蔵庫の中にある調味料を使って楽しんでみてくださいね。「おいしい」という気持ちが新たな会話のきっかけになるかもしれませんよ。

CLOSE