陽射しも日を追うごとに強くなり、夏本番はもうすぐです。夏といえば、旅行、お祭り、海、プール……そして寝苦しい夜。
熱帯夜は、窓を開けて寝ても暑くて汗びっしょりになり、エアコンをつけて寝ると冷えすぎたりと適温にすることが難しく、疲れが翌日に残ってしまうこともあります。ただでさえ暑さで疲れるこの季節ですが、なかなかぐっすり眠れないという方も多いと思います。

２人の息子を子育て中の私も、熱帯夜の就寝時の寝苦しさに悩まされ続けてきました。
特に息子たちは暑がりで、暑いと言ってなかなか寝付けなかったり、かといってエアコンを使っても布団を蹴ってしまうので朝にはキンキンに手足が冷えていたりで、どうしたらよいかと困っていました。

そんな矢先、ニトリのNクール（ひんやり寝具グッズシリーズ）に出会い、母子ともに夏の睡眠が快適になりました。そのNクールについて、暑がり息子たちの母である私が使用してみた感想も含めて、ご紹介したいと思います。

Nクールには3タイプの種類がある！

Nクールとは、家具や生活雑貨でおなじみのニトリで、毎年夏に向けて展開している接触冷感素材を使用したひんやりグッズシリーズです。

敷きパッド、薄かけ布団、枕カバーなどの寝具が主ですが、寝具以外にもクッション、スリッパ、ソファカバー、ルームウェア、抱き枕などのグッズもあります。ひんやり寝具は色々なメーカーから販売されていますが、ニトリのNクール寝具には3タイプあり、それぞれ特徴が違います。

１，Nクール（一番オーソドックスなタイプ）　ひんやり接触冷感、吸水速乾
２，Nクール スーパー　ひんやり接触強冷感、吸湿・放湿に優れる快適わた
３，Nクール ダブルスーパー　ひんやり接触強冷感、吸湿・放湿に優れる快適わた、冷たさが持続するシート　

■ひんやりレベル
Nクール　＜　Nクール スーパー　＝　Nクール ダブルスーパー

■ひんやりの持続性
Nクール スーパー　＜　Nクール ダブルスーパー

■値段
Nクール　＜　Nクール スーパー　＜　Nクール ダブルスーパー

どれを選んだらよいか迷ってしまいますね。

Nクールは意外と長い季節使える！

我が家では、何年か前にNクールの敷きパッドと枕カバーを購入し、毛玉ができながらもまだ使っています。
Nクールはほどよくひんやりと気持ちがいいので、真冬の分厚い敷きパッドを卒業する春先から、すでに使用しています。ひんやりしますが、冷たすぎるということもないので、春・秋にも使用できます。

実は、ニトリのNクール敷きパッドはリバーシブルになっていて、春や秋に使用する際には裏返して、パイル生地の面を使用することができるのですが、暑がりな息子たちは春先からひんやり面で寝ています。
そのため、我が家は年間でみるとNクール寝具の使用期間がかなり長くなっています。

さすがに使用感が出てきたので今年は買い替えようと決意。どうせなら違う種類を試してみようと店頭で触り比べをしながら、あれこれ悩みました。

最終的に、暑がりな子どもたちと一緒に寝るので、よりひんやりするタイプを試してみようと思って②Nクール スーパーの敷きパッドと枕カバーを購入しました。

毎年人気で、6月下旬には売り切れ続出するというNクールシリーズ。6月上旬でもすでに、色によっては売り切れていたようで、私が行った店舗ではNクール スーパーは青色の物しかありませんでした。

Nクールスーパーは、そんなにひんやりするの？

最高気温が30度を超えた6月のある日、Nクール スーパーの敷きパッドと枕カバーを使用して息子と昼寝をしてみました。

エアコンや扇風機をつけずに寝てみたのですが、スーパーとうたうだけあって、今まで使用していた普通のNクールよりも格段に涼しく眠れました。掛け布団を掛けずに寝たら、息子は気持ちよさそうに眠っていましたが、私は涼しすぎて起きてしまうくらいでした。

まだ夏本番で試していないのですが、この涼しさには期待大です。熱帯夜にどこまで耐えられるのか楽しみです。
暑がりな方やお子さま、エアコンが苦手な方には、普通のNクールよりもNクールスーパーをお勧めします。私はまだ試していませんが、持続性も欲しい場合はNクールダブルスーパーもよいかもしれません。

まとめ

熱帯夜でも快適に眠れたら、夏の疲れはだいぶ軽減されます。つまり、寝具を見直すことは健康増進につながりますね。

ひんやり寝具は年々進化を続けています。ニトリのNクールシリーズ以外にも、色々なお店でひんやり寝具の取り扱いがありますので、できれば手に触れて試しながら、お気に入りのアイテムを探してみてくださいね。心地よい寝具で、夏をもっと快適に過ごしましょう。

（参照）ニトリホームページ
http://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/

文：こみどりきのこ