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乳幼児から6歳まで!年齢別にみる子連れ飛行機攻略法

空に飛行機シルエット

待ちに待った夏休み、遠方のご実家へ久しぶりの帰省、海や山への家族旅行など、計画段階からワクワクしますね。初めての子連れ海外旅行なんていう声も聞こえてきます。

楽しい旅行ではありますが、初めての飛行機、お子さんはどんな反応をするのでしょうか。状況に応じて必要なときに休憩が取れる車での旅行や、比較的自由に歩き回れる電車の旅とはどう違うのでしょう。
実は飛行機の旅、子ども向けのサービスも充実していて、事前準備や心がけ次第ではそれほど難しいものではありません。ここでは、年齢別の飛行機攻略法をお伝えします。

初めてがいっぱい! 〜乳幼児の飛行機旅〜

小さな赤ちゃんを連れての飛行機旅は、大変そうで気が進まないという方も多いことでしょう。とはいえ、遠方で暮らす祖父母に会わせたい、大切な友人の結婚式に出席したいなどの理由で、やむをえず赤ちゃんを連れて飛行機旅を計画する場合もありますね。国内線も国際線も、生後8日目から飛行機に乗ることができ、2歳までの乳幼児は、基本的に無料です。(座席を必要とする場合は有料)

赤ちゃん連れの飛行機旅はどんなことに気をつければいいかをまとめてみました。

事前準備をしっかり!

まずは時間帯です。フライトの時間を選べる状況なら、赤ちゃんの機嫌のいい時間、お昼寝をしそうな時間帯を選んでおくと良いでしょう。

次に座席です。航空会社によって、乳幼児連れでは座れない席や、優先的に使わせてくれる席があります。また、ベビーカーや簡易のベビーベッド、チャイルドシートの貸し出しをしてくれることもあります。

2歳までの乳幼児は、座席を取らなくても搭乗できますが、乳幼児連れと伝えることで受けられるサービスが色々ありますので、ご利用の航空会社に直接確認してみてください。

私は、6ヶ月の娘を連れて初めて飛行機旅をしたとき、ベビーベッドを予約しておいたのですが、娘が嫌がって全く使いませんでした。それ以来、比較的席を立ちやすい後方の通路側を取るようにしました。CAの方たちの控え場所に近いことから、何かお願いをするときにも好都合です。

授乳中の方は授乳ケープを、ミルクや離乳食、オムツ、着替えも一式、忘れずに機内に持ち込みましょう。用意してくれる航空会社もありますが、使い慣れたもののほうが安心です。

離陸前に、ひとことご挨拶

旅の当日は何かとバタバタしがちですが、早めに準備を済ませ、ゆったりと空港に向かいましょう。授乳の時間を調整したり、飛行機でよく眠れるように、体を動かす時間も取れるといいですね。空港内のプレイエリアなども活用しましょう。

いざ搭乗したら、近くの席の方やCAの方に、ひとこと挨拶しておくのがオススメです。「初めて飛行機に乗せます。ご迷惑をおかけしたらごめんなさい」と、こちらから声をかけることで、周りの方たちの反応が変わるものです。

「あら何ヶ月?」「帰省? ご両親喜ぶわね」などをきっかけに会話が弾んだり、ママがトイレに立つ際に赤ちゃんを抱っこしてもらうなど、お願いしやすくなるでしょう。迷惑をかけてからお詫びをするより、ずっと好印象です。

娘の初めての飛行機旅は、離陸から2時間ほどひたすら泣かれましたが、周りの方に随分と助けていただきました。狭い機内で、近くで赤ちゃんがずっと泣いていたら、不愉快な顔をする方もいるでしょう。実際、決して快適な旅ではなかったはずです。でもそれを顔に出さず、温かく受け入れてくださって、本当に感謝の旅でした。最初にご挨拶しておいてよかったと、今でも思っています。

耳抜きのお手伝い

飛行機で快適に過ごすには、耳抜きも重要ですね。言葉も状況も十分に理解できない赤ちゃんに、上手に耳抜きをさせてあげるには、授乳が一番です。うまくタイミングをはかって授乳してあげると、気持ちも落ち着き、自然に耳抜きもできます。ミルクやおやつも同様です。離着陸の際、ベルトをしたままでも取り出せるところに準備しておきましょう。

参考: ANA「ベビー・キッズの飛行機旅10のポイント」https://www.ana.co.jp/serviceinfo/domestic/support/family/baby-guide.html

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