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人気ベビーシッターが語る! 家事のストレスを軽減するマル秘テクニック

そうじ
時間に追われる毎日では、細かいところまで仕事をするのはなかなか難しいものです。
でも、ちょっとした工夫で、時間を短縮して、家事のストレスを軽減させることができます。

これを書いている私は、ベビーシッター歴10年になります。お子様のお世話だけでなく、掃除や料理など家事全般もこなしてきました。

今回は、私自身が家事で工夫していることや、「これは便利だな」と思って使っている道具をお伝えします。

『ついで』だから簡単! 時間をかけない掃除法

毎日、頻繁に使うトイレ。ひと目見たときにはそれほど目立たなくても、案外汚れています。女性は便座を上げないので、裏側の汚れに気が付かないことも多いように思います。

立って用を足す男性がいるお宅では、便座の裏側だけでなく、蓋や便器と床のすき間に尿が飛び散って臭いの原因になってしまう恐れがあります。

ここで、『ついで』掃除の出番です。使用したあと便座を上げて、トイレットペーパーでさっと拭いておきましょう。便器と床のすき間は古くなった歯ブラシでこすっておきます。

便器の中に大便がつくことがありますが、そのままにしておくと、こびりついてあとからの掃除が大変になります。これも、終わったときに、ブラシでさっとこすっておきましょう。

大便が便器につかない工夫として、トイレットペーパーを少し長めに切って、それを便器の中に落としておきます。
用を足すとそのトイレットペーパーごと大便が流れていきますので、便器が汚れません。

洗面所の鏡は掃除用のタオルを置いておき、水滴がついたときにすぐ拭いておくと、跡が残りません。
蛇口の付け根も汚れがたまりやすいところです。ここも手を洗ったついでに、古い歯ブラシでこすっておくとよいでしょう。

1本あれば大活躍! スクイジーの上手な利用法

スクイジー
お風呂場のカビも厄介なもののひとつですよね。カビは、あっという間にタイルの目地や壁、お風呂のふたなどに生えます。カビ取りの作業は時間がかかりますので、カビを生やさない工夫をしましょう。

お風呂から上がるときに、シャワーで50度のお湯を風呂場全体にかけ、飛び散った石鹸やシャンプーの汚れを落とします。
そのあとスクイジーで壁やタイルの水滴を拭き取ります。大変なようですが、この作業はわずか数分で終わります。

その他『お風呂の防カビくん煙剤』を使っておくと、カビの予防ができます。
http://look.lion.co.jp/bath/boukabi/

お風呂場だけでなく、スクイジーは窓の掃除でも活躍します。

ベランダの窓ガラスの掃除は、おっくうですが、スクイジーを使えば簡単です。水を入れたスプレーでガラスに水を吹きかけたあと、数分置いて、汚れが浮き出た頃に、スクイジーで水を拭き取っていきます。そのときに雑巾も用意し、ときどきスクイジーの汚れをふき取りながら、作業を進めます。

いろいろなスクイジーが販売されていますが、あまりきれいに拭き取れないものもありますので、プロ仕様のものをお勧めします。

(参照)エトレのガラス掃除プロ用ツール 【 スタンダードスクイジー【真鍮】 (30cm) 】
http://www.green-japan.jp/?pid=51082170

干す前にひと工夫! シワも伸びて干すのも簡単

洗濯物
洗濯物を洗濯機から取り出したときに、衣類がからまっていることがよくありますよね。そのまま、かごに入れて干そうとしたときに、ベランダや庭に落ちて、洗濯物が汚れた経験はありませんか?

こういう場合は、洗濯物を1枚ずつ取り出すごとに、簡単にたたんでかごに入れます。次の洗濯物も取り出してたたんだら、最初に入れた上に積み重ねるように入れていきます。

こうすることで、スムーズに干せるだけでなく、洗濯物の重さで、シワが伸びます。一見面倒くさそうに思えますが、干すときの時間が短縮されます。

紙袋が大活躍! これでスッキリ整理整頓

sentakumono
ご自宅に、買い物の紙袋がたくさんストックしてありませんか?上記の写真にあるように、紙袋で作ったボックスは、整理整頓に大活躍します。

まずは、作り方をご紹介します。
1,紙袋の取っ手を切ってはずします。
2,好みの深さになるように、内側に折り込んで箱を作ります。このとき、余分な部分は切らずに内側に折り込んだほうが丈夫になります。

私はこれを引き出しの中に入れて、収納の仕切り箱として利用しています。Tシャツや下着類、ソックスなど形の違うものや細々したものを分けることができて便利です。そのほか、スーパーの袋を折りたたんで収納したり、お菓子をストックするときにも役立ちます。

紙袋は、プラスティックの箱と違って形を自由に変えられるので便利です。かわいい模様の袋は玄関に置いて、鍵やポケットティッシュ、定期兼など、お出かけの際に忘れがちな小物を入れておくと、出かけるときに慌てずにすみます。

家事を軽減するためには、日頃からの工夫やひと手間の積み重ねがポイントです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると、やらずには済まない気持ちになってきます。ぜひ試してみてください。

文:山庭さくら

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