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親子でぜんそくに悩むママが語る、発作が起こりにくい寝室の作り方

ママと赤ちゃん
蒸し暑い日が続き、残暑の厳しい季節ですが、少しずつ秋の気配も感じられるようになってきました。季節の変わり目になると、気をつけていても体調を崩すことがありませんか?
特にぜんそく持ちの人は、季節の変わり目や気圧の変化などで体調を崩してしまうことが多いようです。

私は小児ぜんそくでしたが、大人になり体力がついてきてからは治ったように思っていました。
しかし、第一子出産後にまた発作が起こり、それ以降は季節の変わり目や気圧の変化などでたびたび発作が起こるようになりました。

私の息子たちもぜんそく持ちで、季節の変わり目になると母子ともに夜中に咳で目がさめることもよくあります。寝ている間に発作が起こることが多く、症状がひどい時は横になって眠れず、座ったまま寝ることもあります。

ぜんそくはアレルギーの一種で、ハウスダストやダニや花粉などのアレルゲン物質によって発作が起こります。症状を和らげるためには、このアレルゲン物質の除去が大事になってくるようです。

医師からぜんそくと告げられたとき、部屋の中のアレルゲン物質の除去に努めるよう言われました。それからというもの、夜中に発作が起こらない寝室作りについて、私なりに研究しました。その結果、母子ともに就寝時の発作回数が軽減されました。今回は、その寝室作りについてご案内します。

ご自身やご家族のぜんそくでお悩みの方々の参考になれば幸いです。

寝室の掃除&換気をこまめに行おう!

掃除機と床
ぜんそくの原因となるアレルゲン物質の除去には、寝室の掃除が欠かせません。
こまめに掃除をすることで、ダニやハウスダストなどのアレルゲン物質の増殖を防ぐことができます。
また、カビもぜんそく持ちの大敵なので、換気をこまめにしてカビの発生を防ぐように心がけましょう。

ぜんそく患者は、花粉のアレルギーを持っていることも多いです。洗濯物を取りこむ際には花粉やホコリをよく払うことで、家の中へのアレルゲン物質の侵入を減らすことができます。

また、干した布団は、布団叩きで叩くのではなくて、掃除機で吸うといいようです。布団を干すとダニが布団の外側へ出てきてから死ぬので、干した布団の表面にはダニの死骸がたくさんついています。

生きているダニよりも死骸の方が、ぜんそくを誘発する原因になりますので、干しただけの布団に寝るというのは絶対に避けましょう。

ダニの死骸は、叩くよりも掃除機の方がきれいに取れます。少し大変かもしれませんが、布団への掃除機がけを習慣にするといいと思います。布団に掃除機をかけるときは、なるべくゆっくりと入念にかけるようにするのがコツらしいですよ。

ダニを寄せつけない寝具がおすすめ!

布団を干して、なおかつ入念な掃除機がけをするなんて大変だわ……とお悩みの方へ、私が愛用している便利な寝具をご紹介します。
その名も、ダニゼロックという布団シリーズです。なんとダニを一匹も侵入させない寝具なのだそうです。

我が家は、思い切って家族全員分の布団をダニゼロックに変えてから、劇的にぜんそく発作が出にくくなり、鼻炎の症状まで改善されました。時々実家に帰省して普通の布団に寝ると、決まって発作が起こってしまうので、ダニゼロックの効果はすごいのだと思います。

布団をカビさせないようにだけ気をつけていれば、面倒な布団干しや掃除機がけの手間がぐんと減ります。(とはいえ、ホコリなどで外側は汚れますし湿気は溜まりますから、たまにはコロコロクリーナーをかけたり、干したりします。)

布団の表面に付いた花粉も、さっと払えば落ちるので、花粉の時期にも頼もしい布団です。もう5年ほど使用していますが、未だに効果は衰えていないようで、ぜんそく発作が起こっているときでも安心して眠ることができています。

我が家ではこのダニゼロックの布団を、すのこベッドの上に敷いて使用しています。こまめに掃除をしても床付近はホコリが立ちやすいので、ぜんそく持ちの人は床に布団を敷くよりもベッドで寝る方がいいようです。

すのこベッドは通気性がよく、頻繁に布団を干せなくてもカビたりしないので、すのこベッドとダニゼロックの組み合わせはおすすめです。

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