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【マンガ】妊娠と仕事の両立は簡単じゃない! ユッキーの切迫流産に学ぶ、いざというときの選択【松本えつをの子育てあるあるvol.9】

この連載は、かつて、クリエイターならではの切なさや怒りの感情をマンガで表現し、多くのクリエイターたちの共感を呼んだ “ クリエイターあるある in 日影工房 ” のスピンオフ企画。日影工房の主要メンバーであり、「妊娠・出産・子育ての中で、仕事をする機会を奪われがちな女性の “ 働く ” をサポートしたい!」という想いから生まれたウーマンクリエイターズカレッジの創設者でもある松本えつを(役名:きのこ)さんが自身の出産体験を元に、ニッポン人女性の視点から妊娠・出産・育児にまつわる「あるある」をお届けします。(いえーる すみかる編集部)
 
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今回も、引き続き、超ストイックな仕事オタク「ユッキー」が登場。

前回、妊娠初期の「吐きつわり」に悩み、その原因は通勤ラッシュにあるとしてオフピーク通勤を始めたユッキー。
果たして、その末路はいかに……。

オフピーク通勤さえ実行できれば、つわりも仕事の繁忙期も乗り越えられると判断したユッキー(賢そうに見えて、意外と安直……)。
「仕事優先」の思考回路は、出社時間を早めるだけでなく、帰宅時間を遅めることにも繋がった。

ユッキーは、通勤に片道1時間以上要するところに住んでいる。
朝は6時に家を出て、早めに会社に着き、帰宅ラッシュを避けるために残業をし、家に着くのは、ほぼ深夜……。

自宅に居られる時間のうち、身支度・食事・入浴などの時間を除いて睡眠に充てられるのは、長く見積もっても4時間ほど、一歩間違えれば3時間である。

3時間……。ナポレオンか?

そこまでする前に上司に相談すればいいのに……と普通の人なら思うだろう。
だが、ユッキーにその発想はなかったのである。

そして、そんな生活を1ヶ月ほど続けたある日、出血が見られる。
産婦人科を受診するや否や「切迫流産」と診断されてしまったのだ。

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