毎月31日は「菜(さい)の日」に制定されていることをご存知でしょうか?
気になりつつも野菜があまりとれていないという人もいれば、野菜のことはあまり気にしていない人というもいるかもしれません。
今回は、カゴメ株式会社の野菜摂取意識の調査結果と野菜のおいしい食べ方をご紹介します。
「菜の日」を前に、今一度食生活について考えてみましょう。
日本人は野菜を食べない?
カゴメ株式会社が調査したところによると、日本の若年層はアメリカの若年層に比べて野菜摂取意識がとても低いことが分かりました。
反対に、高齢になればなるほど野菜の摂取量が増えています。年齢とともに健康への意識が高まり、結果として野菜の重要度が高くなっているのかもしれませんね。
野菜メニューのレパートリーが少ない?
若年層の野菜の摂取量が欧米諸国よりも少ない原因としては、野菜の調理法のレパートリーが少ないことが挙げられます。
欧米は、料理の素などの簡便調味料や加工食品などで手軽に野菜を摂っていることが分かりました。このほか、生野菜のサラダやスムージー以外にも、蒸し料理や焼き料理にしたりとレパートリーが豊富であることも特徴です。
一方で日本は、サラダなどの生野菜や野菜炒めなどの加熱調理が大半で、レパートリーは少なめだということが分かりました。
調理法のバリエーションを増やして、飽きずに野菜を摂取したいですね。
野菜のおいしい食べ方を見つけよう!
野菜はサラダでしか食べないという人はぜひほかのレパートリーも探してみましょう。
おすすめの野菜の食べ方を3つご紹介します。
1.蒸し炒め
蒸し野菜と野菜炒めのいいとこ取りであるこの「蒸し炒め」は、コツを掴めば簡単にできます。
- 鍋に野菜を敷き詰め、塩をまんべんなく振りかけて油を少量回しかけます。
- 水を大さじ1~3(野菜によって異なります)入れて強火で3分ほど加熱します。
- 水分がなくなったら火を止めてそのまま余熱で蒸しましょう。
たったこの3ステップで美味しい蒸し炒め野菜の完成です。
塩味が付いているのでそのままいただいてもおいしいですが、お好みでオリーブオイルをかけても満足感のある1品に。
2.焼き色がつくまで焼く
野菜炒めとは違い、焼肉やバーベキューのようにしっかり焼き色が付くまで焼くだけの簡単調理方法です。
味付けは塩コショウのみでも十分。シンプルだからこそ、野菜の甘みを楽めるでしょう。
ただし、塩分の摂りすぎにはご注意を。
3.レンチンするだけ!超簡単蒸し料理
- お皿にカット野菜と豚肉または魚の切り身を乗せて、少し酒をふる
- ふんわりラップをし、電子レンジで約5分
- ポン酢やドレッシングなど、お好みのものをかけていただくだけ
一人暮らしにもうれしい、簡単レンチン料理です。
野菜は、スーパーなどで売っているカット野菜で大丈夫。かけるものを変えれば飽きずに楽しめるでしょう。魚の切り身を使う場合は、スライスしたショウガをのせると、より風味がよくなりますよ。
お気に入りの食べ方を見つけよう
スムージーや煮込み料理など、野菜の美味しい食べ方はたくさんあります。
野菜ごとに合う調理法も違いますので、いろいろ試しながら美味しい食べ方を見つけてくださいね。自分の好みの食べ方を見つければ、野菜がより美味しく食べられることでしょう。
時間のないときは、欧米を見習って野菜ジュースなどで補うのも1つの方法ですよ。もちろん、お肉やお魚などのタンパク質も忘れずに…。